ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

中学の校外学習と次男独自の校外学習

こんばんは。

 

今日は中学の校外学習がありました。

お天気にも恵まれ、長男は少しだけ緊張しつつも楽しく参加してきました。

 

そして学校へ通っていない次男も、今日は私とお出かけしてきました。

短時間だけど、お日様の光を浴びて心地良く疲れたんじゃないかな。

 

長男は中学の校外学習へ

 

校外学習の行き先は市内の庭園公園。

我が家も年に数回は行くところです。

今は藤の花が見頃。

 

現地までは学校から貸切バスで30分ほど。

でも「バスはちょっと…」とのことで、私が現地まで送迎しました。

 

去年の修学旅行では何時間もみんなと一緒にバスに乗って参加したことを考えると、本当にあの時は思い切ったなぁと改めて思います。

でも、その経験が今に活きているのは間違いない。

 

朝9時半から14時まで、現地ではみんなと同じように活動できたようです。

園内散策、スケッチ、俳句作りなど。

お弁当も支援級の子と先生と楽しく食べ、プライベートで仲良しのお友達とも交流があったみたい。

 

長男「行くときはちょっとだけ緊張したけど、楽しかった」

 

作った俳句も覚えていて、帰りの車の中で教えてくれました。

長男は小学校3年生の途中から、まともに授業を受けていません。

俳句なんて、たぶん習ったことはない。

でも、五・七・五の知識はあったので無事に作れたみたい。

ちょっと儚げで、なんとなく風情を感じる出来でした。(私の中では長男は小さい頃からロマンチスト)

 

たくさん歩いて、今日はもうクタクタ。

先生に「明日はお休みします!」と宣言して帰ってきました。

こういうところ、長男はしっかりというか、ちゃっかりしています。

でも、だからこそマイペースに通えているのでしょうね。

 

次男とのお出かけ

 

長男を校外学習に送りがてら、私と次男は近くの動物園へ行ってきました。

次男にとっては、これも立派な校外学習。

 

次男は社会不安障害でひとと会うことが怖いため、学校へは行っていません。

学校に限らず、ひとが多い場所では周りの目が気になって落ち着かなくなります。

でも、広い屋外で行き慣れた場所なら、多少行ってみようかなという気持ちになるんですよね。

幸い今日の園内はひともまばらで、次男にはちょうど良かったです。

 

日頃ひきこもりがちで運動不足の次男。

1時間弱で足早に園内を一周し、体力的にも精神的にも疲れ切っていました。

 

でも、「今日は想定外のことが起こらなかったから楽しめた」そうです…。

 

予定外や想定外のことが本当に苦手。

予期していない事態が不安でたまらない。

これって、どうしたら良いでしょうね。

いくら用意周到に準備をしていても、想定外のことなんていくらでも起こり得るのが人生です。

 

私もどちらかというと見通しをしっかり立てて行動したいタイプ。

予定外のことが多いとストレスを感じます。

でも、双子が生まれてからは計画通りにことが進むことの方が少なくて。

臨機応変にとか、出たとこ勝負とか、なりゆき任せにもだいぶ耐性がつきました。

 

結局、色んな経験を重ねるしかないのかな。

想定外だからこその感動や楽しさもあると実感できるといいのかもしれませんね。

 

夫の座右の銘は、昔から『明日は明日の風が吹く』なんです。

先のことをくよくよ案じても仕方がない。

なりゆき任せにいくのが良い。

 

私や次男とは正反対。

そんな風に考えられる夫が、実はちょっと羨ましくも思います。