ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

それでも、理性で動いて欲しいこともある

こんにちは。

 

久しぶりにすっきりとした晴天。

穏やかな風も吹いていて気持ちがいい。

洗濯物もよく乾きますね。

 

長男は月火水と給食登校できています。

中学の給食には小学校とは微妙に違うメニューがあり、それを楽しみにしています♪

毎日こんなにじっくり献立表を見てる子、いるかな~。

 

心電図検査

 

昨日は学校で心電図検査がありました。

長男は給食後に検査。

そして次男もなんとかかんとか登校して、検査を受けることができました。

もう、私はくったくた・・・。

 

子どもが不登校だと困ることのひとつ、学校の健康診断。

長男のように部分的に登校できる子なら、人の少ない時間帯に受けることもできると思います。

でも、完全不登校だったり、学校に足を踏み入れること自体が難しい場合、受けられなくて困るケースは多いのではないでしょうか。

学校で行われる健康診断は、早期に異常を見つけるためのスクリーニングの役割があります。

せめて健康診断は受けて欲しい、というのが親としての本音だったりしますよね。

 

ちなみに学校の健康診断は税金で賄われているものなので、学校で受けられなくても指定の医療機関で無料で受けることができるそうです。

ただし、内科、耳鼻科、眼科、歯科・・・と、それぞれ受診しないといけません。

連れていく親も大変。

 

そのため、我が家のスタンスとしては、行き慣れている内科、耳鼻科、眼科の健診は学校で受けなくてもOK。

でも「歯科健診と心電図検査だけは、できれば学校で受けて欲しい」と、前々から伝えていました。

 

感情 vs 理性

 

我が家の次男は入学式の日に登校して以来、完全不登校です。

社会不安障害のため、人が大勢いるところ、知らない人がいるところには基本的に行きたがりません。

 

学校には行きたくない。

でも、病院にも行きたくない。

なんで心電図なんてやらなきゃいけないの?

と、朝から毛布にくるまってダンゴムシ化。

 

今までさんざん次男を見てきたのだから、不安な気持ちはわかる。

怖いのもわかるよ。

私が共感してみてもウジウジ。

検査の必要性を説いても、学校と病院どちらで受けても良いことを伝えてもグズグズ。

 

いい加減ダンゴムシに付き合うのに疲れてきた私は

「じゃあ、もう思うようにしなよ」

と言って、その場を離れました。

 

「こうするべき」とか「こうしなきゃいけない」と価値観を押し付けられること、何かを強制的にさせられることが大嫌いな次男。

自分の頭で考えて納得する過程がないと、気持ちを切り替えられません。

 

私も普段は、基本的に次男の意思を尊重して生活しています。

どうするべきなのか、どうしたいのかを自分で考え、自己決定することを大事にしています。

 

でもね、それでも時には理性で動いて欲しいこともある。

理性で動くということは、合理的に判断するということ。

感情で動いて(もしくは動かないで)得るものと、理性で動いて得るもの、どちらが自分の利益になる?

 

次男の気持ちは大事です。

たったひとつの心と身体、壊れてしまったら回復までに膨大な時間と労力を費やすことになる。

それは揺るがないのだけど。

それでも、理性で動いて欲しいなと思う時もあります。

 

しばらくひとりで考えた次男はダンゴムシ装備を解除して、

「ぼく、行くよ・・・」

自らジャージにも着替え、学校に行くことができました。

 

入学式以来の登校

 

入学式ぶりの登校は、担任の先生と言葉を交わすこともなく、目的である心電図検査だけをささっと受けてあっという間に終わりました。

 

先生「次男くん、いい顔してましたね! 入学式の時よりずっと」

先生からそう見えたのなら、そうなのかもしれません。

また「あまり距離を詰めたらイヤかな~と思って、少し距離を取らせてもらいました!」ともおっしゃっていました。

 

こういう時、実は長男の存在がとてつもなくありがたく感じるんです。

 

もし、先生、次男、私だけだったら。

私が間に入ったとしても、当然、先生は次男に意識を向けるだろうし、次男はそれを怖いと感じるでしょう。

 

でも、そこに長男がいてくれると、全然違う。

先生と長男が話をしていて、私はどちらかというとそちらに意識を向けます。

次男はそこになんとなくいるだけ。

もちろん先生は次男の様子も見ているとは思います。

でも、先生の意識が長男に向いてくれていると、次男としてもちょっと安心。

 

とはいえ、学校はやっぱり怖いところだったそうです。

来月の歯科健診、行けるかな・・・。

何はともあれ、よく頑張りました。