こんばんは。
不安定なお天気が続いていますね。
突然暗くなって雨が降り、雷さまもゴロゴロ。
今週は月・火と欠席した長男。
先週の土曜日にコロナワクチンの3回目を打ったから、だそうです。
副反応、全然なかったけど。
明日は調理実習(じゃがいも料理)があるらしく、行く気満々です。
個別で作りたいものを考えた結果、長男が作りたいのはじゃがバター。
2時間ある調理実習なのに、レンチンで10分もかからない・・・。
残った時間は他の子のお手伝いをするそうです。
普段なかなか会わない支援級の面々と交流できるかな♪
長男、定期テストの問題を解いてみる
完全不登校の次男はもちろん、給食登校している長男も学校の定期テストは受けていません。
2人とも小3から授業を受けていないし、自主学習も小5くらいでストップしています。
「できそうなところだけでもやってみるといいよ」と、担任の先生から問題を頂いたので、長男が一番好きな理科のテストをやってみました。
教科書を見てOK。
私が教えるのもOK。
わからない問題はスルーしてもOK。
時間も気にしない。
もちろん成績には反映されません。
テストってこんなものか~。
みんな理科でこういう勉強してるんだ~。
と感じるくらいの意味はあるかな。
普通なら50分でやるはずのテスト、長男は5日くらいかけて埋めました。
教科書を見ながら該当箇所を探して、書けない漢字に苦戦しながら。
内容的にはそれほど難しくありませんが、一気に片づけようというほどの意欲はないみたい。
本当にのんびりしてます。
勉強する意味
私は子どもたちに、知識を詰め込む勉強をして欲しいとは考えていません。
調べてわかることは調べればいいし、調べ方を知っていればいい。
その知識がなんの役に立つのか、知っているとどんなお得があるのか。
勉強の楽しさって、その知識が何かと繋がることにあると思います。
問題「アサリの内臓を覆っている膜を何と言いますか。漢字で答えなさい」
この問題、わかります?
教科書をパラパラめくっていたら、答えはすぐに見つかりました。
「外とう膜」というそうです。
へぇ・・・。
生物学の知識として重要な意味を持つのかしら?
だってこんなの知らないし、習った記憶もない。
明日には忘れちゃうと思います。
みんな、こういうのを一生懸命暗記しているなんてすごい。
専門家じゃあるまいし、正直、限りのある脳のメモリがもったいないから忘れてもいい気がします。(ブログのネタにしたから、案外記憶する気もします)
こういうのを覚えることが「勉強」なのかな。
今時のテストは、もっと思考力を求められる問題が多いのかと思っていました。
でも、8割くらいが暗記もの、そして、正しい漢字で解答することを求めらる設問でした。
昔とさほど変わらないな・・・。
学生の頃の私は、テストの点のために何の疑問も持たずに勉強していました。
勉強は嫌いじゃなかったけど、楽しいと思うこともなかった。
ただただテストで良い点を取ったり、希望の大学に入るための勉強でした。
でも今は、詰め込み式の勉強に意味を感じられなくなりました。
中学生の時に勉強の意味に疑問を抱いていたら、私も不登校になっていたかも。
生きた勉強
長男は文章で説明を求められる問題は敬遠しがち。
解答欄が広いのを見ただけで「え~・・・」と、苦い表情。
でも、答えがわからないわけではなくて(教科書を見ているし)口頭では説明できるんですよね。
問題「草食動物であるシマウマの目が、肉食動物であるライオンなどの敵をすばやく見つけるのに適しているのはなぜですか。シマウマの目のつき方にふれて、簡単に説明しなさい」
長男「うちにはうさぎがいるから楽勝! 顔の横に目がついてて、視界が360°あるから!」
うんうん、その通り。
そのまま書けばいいよ。
長男「で? どうやって書けばいいかな?」
・・・口頭試問だったら完璧だったね。
文章で簡潔に伝えるということが苦手な長男。
長い不登校生活による経験のなさも相まって、より苦手意識が強くなってしまっています。
小学校高学年という時期に逃してしまった学習の機会。
この穴は結構大きいと感じます。
ただ、こういう問答こそが生きた勉強ですよね。
暗記した知識よりずっと大事だし、面白い。
「なぜ?」「どうして?」と疑問に思うこと。
「これだから、こうなんじゃない?」と知識を結びつけること。
推論すること。
こういう勉強をどんどんできたら、勉強って楽しいと思います。
自然と知識がついていくし。
学校も楽しくなるかも。