ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

「ママって幸せだよね」

こんにちは。

 

庭の畑で枝豆が沢山採れました。

我が家の放ったらかし農法でも立派な実が鈴なり!

手間がかからなくて、家庭菜園におすすめです。

 

今年は暑さでキュウリがダメになってしまい、ナスもいまいち。

野菜を育てていると、温暖化が植生に影響を及ぼしつつあることをリアルに体感します。

私としては食費節約のためにやっている家庭菜園だけど、子どもたちにとっては良い経験になっている気がします。

 

長男との楽しい時間

 

昨日は長男と一緒に晩ごはんの支度をしました。

 

メニューは冷しゃぶサラダ、ひじきの煮物、大根ステーキ、かぼちゃと玉ねぎのお味噌汁、焼き枝豆。

大根ステーキは予定外だけど、長男が作ってくれました。

おかげでヘルシー且つ豪勢な食卓になりました。

 

長男「ぼく、料理好き。ママと料理するの楽しい! 夏休みはいっぱい手伝うよ」

 

現在中1の長男、日頃からちょくちょくお手伝いをしてくれているおかげで、だいぶ料理も板についてきました。

お味噌汁に味噌をといたり、アクをすくうのなんかは私よりずっと丁寧♪

包丁捌きもなかなかです。

夏休みの成長が楽しみ。

 

料理をしながら言われたこと

 

「ママはママ界の中でも幸せなママだね」

豚肉を茹でていた長男から出たひとこと。

 

eco「?」

長男「だって、中学生の息子に毎日「大好き」って言ってもらえるし、一緒に料理も出来るし、思春期だけど会話もたくさんするし、ぼく優しいと思うんだよね。こんな中学生、なかなかいないよ?」

eco「そっかぁ、そうだね。うん、幸せだねぇ」

 

双子は部分登校&不登校

一方は自閉スペクトラム症で心気症。

もう一方は敏感すぎる気質に不安障害、うつ病または双極性障害の可能性まである。

自分自身もメンタルが安定せず。

将来のことは不安だらけです。

 

それでも長男の言う通り、幸せなのかもしれません。

 

こんなに子どもと真正面から向き合えて、生きる意味を考えたりして。

順調に成長している子を育てていたら出来ないであろう経験を山ほどさせてもらっています。

気づかなかったであろうことも、沢山気づかせてもらっています。

愛情を確かめ合って、労り合って生きていけるのは、幸せだなぁと思う。

 

長男の言い方には笑いが込み上げてきそうになったけど。

同時に、涙も出そうになりました。

 

次男はずっと「自分は迷惑な存在だ」と自己否定して、ひとりで苦しんでいます。

次男が苦しんでいるのを見るのは辛いし、悲しくなります。

なんとかしてあげられたらと思う。

そう思えば思うほど、自分の無力も感じていたから。

 

でも、自分の存在がママを幸せにしていると感じてくれている長男のひとことに、すごく救われました。

次男だって、元気に笑っていてくれるだけで私を幸せにしてくれる存在。

それを伝え続けていかなきゃいけないなと思います。