ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

長男の食への好奇心

こんにちは。

 

今朝6時前。

家がビリビリ震えるほどの雷の音で、長男が私の寝室に駆けこんできました。

大事なぬいぐるみを抱えて。

 

一方、次男は頭から毛布をかぶり、ベッドでひとり怯えていました。

怖くて動けなかったみたい。

 

地震や雷、台風などの自然の驚異に対する不安がひと一倍強い双子。

同じ怖がりや不安でも、反応が全然違います。

 

うさぎのおやつを横取りする長男

 

我が家にはネザーランドドワーフという種類のうさぎ(こみみ)がいます。

ネット注文した牧草が届いたので、長男に開封をお願いしたところ、

 

長男「今回のサンプル、乾燥マンゴーだ。味見してみる!」

 

うさぎ用のおやつとしてサービスでついてくるサンプルを、小さく千切ってパクリ。

おーい、それは君のじゃないのだよ・・・。

 

長男がうさぎ用の食べ物を味見するのは、今に始まったことではありません。

うちのこみみが食べるものは、一通り口にしているかも。

ペレット、牧草(チモシー一番刈り、三番刈り)、乾燥させたパパイヤの葉、スイカの皮、人参葉、青パパイヤ、青バナナなどなど。

どう考えても人間の口には合わなそうなものも、とりあえず食べてみる。

「パパイヤの葉が一番無理。苦い」だそうです。

 

食への好奇心

 

そんな長男は、人間の食材にももちろん興味があって。

小さい頃からキッチンに来ては「それ食べてみたい」と、まな板の上の食材を狙っていました。

 

生で食べられる野菜類はもちろん網羅しています。

時にはきのことかイモ類とか、生肉、生魚なんかも狙ってくるので、「火を通さないと食べられないよ」と教えると、火を通した頃にやってくる。

あと、調味料。

家にある調味料のほとんどを、そのままで味見したことがあります。

 

目新しいものは、とりあえず食べてみたい。

素材の味を知りたい。

 

基本、色んな事に対して受け身だけど、食への好奇心の強さには感心します。

将来パン屋さんになりたいらしい長男には、必要な素質かもしれません。

 

余談 長男の食いしん坊エピソード

 

双子がまだ可愛いよちよち歩きだった1歳過ぎのことです。

長男がなにかモグモグしてる・・・。

 

なんと、チューリップの茎の部分を食べていました。

 

え!!

まさかお花を食べちゃうとは。

あまりのことにびっくりしつつ、焦って毒の有無を調べました。

スイセンをニラと間違えて食べて食中毒・・・なんてニュースも目にするし。

幸いチューリップに毒があるという情報はなく、ホッと胸を撫でおろしました。

 

その1ヵ月後くらいには、長ネギをボリボリ。

スーパーから帰ってきて、私が手を洗っている隙に。

長男、ベビーサークルから身を乗り出して、買い物バッグから突き出た長ネギの緑の部分をかじっていました。

 

長ネギに毒はないにしても、苦くない? 辛くない?

もしかして味覚音痴なの?

と、こっちが困惑するほどの笑顔で。

 

とにかく「食べてみたい」という好奇心がいっぱいで。

食物アレルギーがあったら大変だったと思います。

身体に害があるものを口にしてしまう危険もあったと思います。

でも、不思議と本当に食べてはいけないもの(例えばおもちゃとかクレヨンとか)を誤飲したことはなかったな。

 

それにしても、三つ子の魂百までとはよく言ったもので・・・。

幼少期から変わらない食への興味、好奇心。

きっと長男の将来に繋がっていくと思います。

そう願っています。