ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

親が勉強を教えるメリットって?

こんにちは。

 

昨日の晩ごはんにドライカレーを作ったら、長男から一言。

「カレーパン作りたいから取っておいて!」

ですって。

 

今日はドライカレーのリメイク(じゃがいも+ドライカレー+チーズのオーブン焼き)で手抜きしようと思っていたのに。

予定が狂ってしまいました。

今晩、何にしよう・・・。

毎日毎日、メニューを考えるって大変ですよね。

 

教えがいのある生徒

 

最近、長男は家でぼちぼち算数の勉強をしています。

中1だけど、数学ではなく算数。

学習が停滞してしまった小5の内容に戻って取り組んでいます。

 

過去にはタブレットや動画の教材を使って勉強していた時期もありました。

でも、長男の場合、サポートがないと継続するのが何より難しい。

今は紙の教材を使って、私が教えています。

 

私は学生時代、中学生を対象に家庭教師をしていました。

色んな子がいたけど、

10説明してやっと1理解できる子

1説明して10理解できる子

そして、ヒントさえ与えれば自分で考えて理解できる子

本当に十人十色。

みんな学校には行っていたけど、正直、授業聞いてた? と思うような子もいました。

 

家庭教師目線で長男を見ると、ヒントを与えれば自分で考えてある程度理解できる子だと思います。

とても教えがいがある。

打てば響く感じ。

ヒントを少し出すと、「待って! ちょっと考える!」と頭を動かすので、受け身にならない勉強ができていると思います。

 

まぁ・・・親の欲目もあるかもしれませんが。

性格を知り尽くした我が子だから、ヒントの出し方の塩梅が丁度良いということはあると思います。

中1の子が小5の勉強をしている余裕もあるでしょう。

とにかく長男は教えがいのある生徒です。

 

そうすると、

ちゃんと勉強すれば絶対に伸びるのに。

もう少しペースを上げて頑張れば、あっという間にみんなに追いつくのに。

という気持ちがムクムクムク・・・。

 

これだから、本当は我が子に教えるのは気が乗らないんですよね。

 

「ママが教えてくれるなら勉強する」

 

少しずつ勉強の遅れを取り戻したいと言う長男。

私としては、もちろん応援しています。

でも、勉強は第三者に教えてもらった方がいいのでは? というのが正直な意見。

 

我が家の双子は支援級に在籍しています。

小3から不登校で、勉強に遅れがあることも理解してくれています。

学校としてはいつでも対応すると言ってくれているんだから、先生に教えて貰ったら?

 

個別指導塾や家庭教師という選択肢だってある。

今時は不登校を対象としていたり、子どもの特性や勉強の遅れを理解したうえで対応してくれるオンライン家庭教師なんかもありますよね。

オンラインなら家で勉強できるよ。

 

ところが、長男はどれも全力で拒絶。

「ママが教えてくれるなら勉強する。ママだから安心してできる」

だそうです。

 

長男は間違えたくないという気持ちが強くて。

100%の自信がないと、口頭で「答え、〇〇で合ってる?」と聞いてきます。

必ず「違うかもしれないけど」という枕詞がつく。

 

「ここがわからない」

「ぼく、わり算は嫌いなんだよ」

勉強の最中に口にするネガティブワードも、私が相手だから言える。

 

私が長男に勉強を教えるメリットは、安心できる、ただそれだけです。

でも、長男にとってはそれが最も大事なことで、ほぼ全て。

 

私は学校の勉強が必ずしも将来の役に立つと思っていないし、自分なりの学び方を見つけて欲しいとも考えています。

ただ、親がずっとみなきゃならないのは何か違うなぁ・・・と思う日々です。

 

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