ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

双子のライフハック 同じ土俵で勝負しない

こんにちは。

 

eco家の住む地域では、気持ちの良い天気が続いています。

でも、乾燥がひどい。

もう少し気温が下がったら、長男が大好きな干し芋を作りたいな。

 

長男は今日も元気に給食登校しました。

午後、来年度の新入生に向けた支援級説明会があり、その資料配布のお手伝いもしたそうです。

見知らぬ人が沢山来ても、そういうのは平気なのね・・・。

小学校の支援級の先生にも会えたそうです♪

 

同じ土俵で勝負しない

 

長男、昨日から急に熱心に絵を描きだしました。

タブレットで画像を見ながら、モンハンに出てくるモンスターを模写しています。

見たことないほどの集中力で、昨日はトータル4時間ほど。

話しかけるのも憚られるほどです。

 

久しぶりに絵に没頭したら、思いのほか上手に描けて楽しくなったのかも。

 

長男は小さい頃から絵に対して苦手意識が強くありました。

絵が上手な次男がずっと隣にいたから。

 

次男の絵は、幼稚園でも小学校でも目立つところに飾られて、賞状を貰えて。

校長室に飾られていたこともあります。

お友だちから「〇〇描いて」と、キャラクターの絵をせがまれて描いたりもしていました。

 

長男も絵を描くのは好きだったけど、だんだん描きたがらなくなりました。

まさに双子の弊害。

 

先生から「長男くんの絵も上手だよ」と、おまけのように言われても。

「長男くん、理科得意だよね」なんて、他のことで褒められても。

まだ幼かった当時は、気休めにもならなかったと思います。

 

我が家の双子は二卵性。

性格も違えば、得意不得意も違います。

長男は絵が特別不得意というわけではありません。

でも、得意としている人を目の前でずっと見ていたら、苦手意識を持ってしまうのも仕方ないのかも。

 

今の長男は、次男の絵の上手さに対して、

次男の絵ってすごい

上手く描けてうらやましい

と、羨望のような気持ちを抱いています。

でも、小学生の頃のような卑屈さがなくなりました。

 

次男と同じ土俵で勝負しなければいい。

ぼくはぼくの感性で描く。

 

最近の次男は、イラストアプリを使ってアニメのキャラクターを描いていることが多いです。

一方、長男はアナログ派。

紙に鉛筆でスケッチ風に描いたり、ストーリー性のあるファンタジーな世界を描いたり。

長男にしか描けない絵を描くようになりました。

同じようにアプリで描いても敵わないし、アニメのキャラを描くのも敵わない。

だから、次男が描かない絵を描く。

 

考え方も、絵のスキルも、いつの間にか大きく成長していました。

 

長男の集中力

 

普段から長男はながら作業をしていることが多いです。

YouTubeを見ながらモンハン。

PS4でマイクラをやりながらタブレットゲーム。

映画を観ながら漫画を読む。

 

それって、どっちも集中してないよね?

どっちかに集中したら?

 

最近は指摘することもなくなったけれど、以前から長男のながら作業はずっと気になっていました。

勉強してみても意識があちこち移るし、普段の行動からして注意力散漫。

ADHDの診断は受けていないものの、傾向はあるのだと思います。

 

でも、真剣に絵を描く長男は、いつものようにながら作業ではなく、テレビも音楽も消して集中していました。

声を掛けても聞こえないほどに。

なぁんだ、集中できるんじゃん。

 

好きなことに集中している姿を見るのは嬉しいものですね。

寝食を忘れるほどの過集中にならないようには気をつけたいと思います。