ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次男は要らないけれど長男には必要なもの

こんにちは。

 

残り物のカレーで、長男とカレーパンを作りました。

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個人的には焼きカレーパンの方が好みだけど、これはこれで美味しい♪

我が家はいつも次男の好みに合わせて3種類のルーをブレンドした甘口カレー。

もうちょっとパンチがあってもいいかも。

 

早いもので、明後日にはもう終業式です。

今月は休まず頑張っている長男。

「冬休みまであと〇日!」と、毎日カウントダウンしています。

 

次男不在の個人面談

 

先週、次男の個人面談のために学校に行ってきました。

本来は三者面談だけど、当然の如く次男は行かず。

 

我が家の双子は支援級で同じクラスに在籍しています。

だから長男のお迎えの度に担任の先生と顔を合わせる。

でも、次男の話をすることはほとんどありません。

長男が登校している時は、意識的に次男の話はしないようにして下さっているようです。

 

完全不登校の子のことで学校と面談する時、皆さんどんな話をされますか?

今は学校に関して困っていることはない。

学校に対する要望もない。

正直、話すことって特にないんですよね・・・。

 

とりあえずお話したのは、次男の日頃の生活と調子の波のこと。

ぬいぐるみ作りや整頓ボランティアなど、スイッチが入ると自分で色々考えて動いていることをお話しました。

次男の許可をもらっていたので、アプリで描いたイラストもお見せしました。

 

あとは適応指導教室にはもう行く意思がないこと。

学校や適応指導教室といった「枠組み」への抵抗感の強さ。

先生と生徒という立場の違いが、次男にとっては高い障壁になってしまうこと。

 

恐らく次男の中に、もう学校に求めていることがないんです。

こうすれば行く気になるとか、こんな環境だったらとか、もう望んでいません。

唯一望んでいることと言えば、そっとしておいて欲しいということくらいだと思います。

 

先生「学校としては次男くんとの繋がりをもう少し作りたいところ。少しでも何かできることがあればと思うのですが・・・。次男くんは自分で色々取り組んでいて、お家で安定した生活ができているようなので、今の距離感が良いのでしょうね」

 

次男の現状を説明したら、すんなりと受け入れて下さいました。

理解のある先生で本当にありがたいです。

 

長男の面談前にお願いしたこと

 

先週は次男不在の面談でしたが、今週は長男の面談があります。

こちらは長男も同席の三者面談。

 

長男の三者面談に先立って、先生にひとつお願いをしました。

中学卒業後の進路について選択肢を持てるように、長いスパンで指導して欲しいというお願いです。

 

長男は自閉スペクトラム症のタイプ別で言うと「受動型のASD」だと言われています。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

次男のように、自分で考えて急に動き出すタイプではありません。

周りがちょっと背中を押したり、サポートしながら自己決定を促さないと、いつまでものんびりとぬるま湯につかっているタイプ。(逆に言えば、背中を押せば動けることもある)

 

長男は小3からずっと不登校傾向で支援級在籍。

通常学級で普通に学校生活を送っている子に比べ、そもそも選択肢が少ないのは明らかです。

でも、長男には夢があるので。

その夢に到達するためのルートを自己決定できるように。

 

あと2年なんて、多分あっという間。

長男が納得して進路選択できるようにするには、学校と家庭で連携してサポートするのがベストじゃないかと思います。