ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

リアルよりファンタジー

こんにちは。

 

今朝は次男が6時にひとりで起きてきました。

調子が悪いとお昼近くまで寝ていることが多いのに。

早番の夫をお見送りし、一緒にゴミ捨てへ。

イクラの話をしながら、久しぶりに朝ごはんも一緒に食べました。

 

うん、やっぱり調子は良くなっています。

たまに不安定になることもあるけど。

本人も元気が出てきたことが嬉しそうで、私も嬉しいです。

 

少しずつ興味が広がっています

 

最近、映画に興味がある双子。

小学生の頃からバック・トゥ・ザ・フューチャースターウォーズシリーズは大好きで何度も観ています。

でも、なかなか興味が広がらなくて、同じ作品ばかり観ていました。

ここへ来て、ちょっと興味が広がり始めたようです。

 

手始めに観たのが、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ。

海賊もの、派手なアクション、キャラが個性的、笑い要素あり、音楽もかっこいい。

10代男子が好きそうな要素が満載。

数年前は全然興味を示さなかったのに、すっかりはまっています。

 

今観ているのは、ロード・オブ・ザ・リング三部作。

エルフや魔法使いが出てくる王道ファンタジー

「パパとママの思い出の映画」と言ったら興味を持ったようです。

 

双子は幼少期に、いわゆる戦隊ものに触れてきませんでした。

男の子はだいたい通る道、なんて話も聞くけど。

幼稚園で戦隊ものごっこ遊びが盛んに繰り広げられていても、お友だちの家でベルトを自慢されても、興味ゼロ。

ドラえもんポケモンの映画でも怖くて泣いていた子たちだったので、戦う系は完全にNGでした。

 

ちなみに好んで観ていたのは、おさるのジョージひつじのショーン

トムとジェリーも大好きです。

平和~。

 

そんな双子がいつしか鬼滅の刃進撃の巨人を好きになり、ゲームでモンスターをバサバサ切り倒すようになって。

いつの間にか耐性がつきましたね。

ダークファンタジー系が好きみたいです。

 

リアルよりファンタジー

 

私は小2から映画が大好きでした(ビデオデッキが我が家に来た!)

学生時代から結婚、出産するまでの10年くらいがピークで、テレビよりも映画を観ている時間の方が長かったくらいです。

 

だから、双子におすすめしたい映画が実はたくさんある。

「昭和から平成まで、おすすめ映画55選」とか、記事にできそうな程あります。

 

でも、双子は「リアリティのある映画はイヤ」と言います。

現実に起こりそうで怖いから。

 

例えば、有名な『タイタニック』や『アルマゲドン』みたいな大ヒット映画。

好みはひとそれぞれだけど、展開の面白さや感動が大衆に受け入れられたから大ヒットしたわけで。

でも、あらすじを読んでNGを出されました。

 

もともと不安を感じやすい子たち。

リアリティのある世界観で事件や事故、天変地異などが起こる内容は、不安になってしまうようです。

確かに『タイタニック』には史実も含まれているし、『アルマゲドン』は実際にこんな未来が来たら怖い。

 

次男「ファンタジーなら安心して観られる」

 

なるほど~・・・。

起こり得ないとわかっている安心感。

それでも、ファンタジーの世界を通じて色々な価値観を知り、感じているようです。

 

次はハリー・ポッターシリーズかな。

親子で映画の話ができて嬉しい私です。