ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

13歳双子の距離感

こんにちは。

 

WBC、優勝しましたね!

観ていて熱くなる闘いでした。(思い切りにわかファンですが)

普段は野球に全然興味がない長男も、「見ている方がが緊張する!」と言いながら大興奮で観戦していました。

 

実は長男、野球のルールを全然知りませんでした。

アウト3つで攻守交替という、超基本的なことさえ。

学校で体育の授業を受けず、スポーツ観戦の習慣もないとこうなるのね・・・。

仕方がないので、両親の影響で野球のルールはばっちりな私が解説しながら。

 

長男「野球って面白いんだね。もっと前から見てれば良かった」

ですって。

 

同性双子の部屋作り

 

春休みに入り、双子は比較的穏やかに過ごせています。

学校のことを考えなくて良いというだけで、家の中の空気が穏やか。

整理整頓、模様替えが趣味の次男は、早速自分のベッド周りの模様替えをしましたよ。

 

我が家の子ども部屋は、収納なし12帖ロフト付き。

3方向に窓があって、我が家で一番贅沢な環境です。

 

家を建てたのは双子がまだ1歳の時。

間取りを考えていた時、男の子の双子がどういう距離感で成長していくのか全然想像できなくて。

 

小さいうちは一緒の部屋で遊んで寝て・・・だけど、いずれはやっぱり個室?

でも、双子の場合は小中校と順調にいけば、生活リズムも勉強の内容もほぼ一緒。

勉強を教え合ったりするのかしら。

参考書とか共有で良くない?

そうすると、勉強や遊びのスペースは共用、寝室は別々?

いやいや、考えたくないけど仲の悪い双子に育っちゃったら完全別がいいかも・・・。

 

と、双子の中高生くらいの生活をあれこれ想像していました。

その結果、成長したら本人たちに任せるのが一番! という結論に至り、収納なし12帖の部屋になったわけです。

 

皮肉なことに、現実は当時想像した中高生像とはかけ離れていますけどね。

 

双子の距離感は自我の現れ

 

小学校3年生くらいまでは、部屋の中央にシングルベッドをくっつけて仲良く並んで寝ていました。

 

4年生、ベッドを1mくらい離すように。

まだ手が届く距離。

寝転がっても顔を見て話せる距離。

 

5年生の途中くらいだったかな。

ベッドを部屋の対角に移動して、ベッドを中心にそれぞれのテリトリーを作るようになりました。

 

次男の模様替え好きが始まったのもこの頃。

その後は頻繁にベッドや棚を動かしています。

長男はずっと定位置。

変わらないのが好き。

 

もうすぐ中2となる現在、ベッドは部屋の端と端。

次男のベッド周りは棚やハンガーラックを使って緩やかに目線を遮り、プライベートな空間を確保しています。

ぬいぐるみ、推し漫画、推しグッズなどがいっぱい。

ベッドを動かす気はない長男も、棚を使ってもう少し籠れる感じにしたいのだとか(ただし実行に移す気配はなし)

 

完全に部屋を分けたい、視線が合わないようにしたいという程ではないようです。

 

↓ 2年ほど前に「部屋を分けたいと思ったことある?」と聞いた時の反応

eco-hs-o.hatenablog.com

 

その証拠に、夜ベッドに入ってからもよくおしゃべりしている声が聞こえます。

寝る前の儀式も健在らしい(私との儀式はほぼ卒業しました!)

eco-hs-o.hatenablog.com

 

子ども部屋の変遷を振り返ると、双子の距離感の歴史がよくわかる。

双子の距離感は自我の現れ、自立心が育っている証。

一緒に遊ぶ時間もだいぶ減って、同じ空間にいても別のことをやっているのが当たり前のようになってきました。

 

ゆっくりゆっくりだけど、彼らなりの成長を感じます。