ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次男 夢に向かってまた一歩

こんにちは。

 

春の味覚、タケノコを沢山頂きました。

ここ数日、食卓はタケノコづくし。

と言っても、次男はお味噌汁か春巻きに入れたものしか食べませんが。

タケノコの食感が大好きな長男は大喜びです。

 

今回頂いたのは下処理前の生タケノコ。

例年だと既に下処理をしたものを頂くので、双子は初めての生タケノコでした。

皮を剥く前の状態、先っぽを斜めに切り落とすと出てくる断面、1時間茹でて柔らかくなった皮を剥いていく瞬間、灰汁の臭い、全てがおぉ~という感じで、興味津々でした。

 

季節限定、五感を使った生の勉強。

こういう勉強って楽しいですよね。

 

長男、春休み延長中

 

始業式から1週間。

今のところ長男はまだ給食登校していません。

う~ん、今回はなかなかエンジンがかからない。

 

先日、放課後に登校して配布物は受け取ってきました。

そこで支援級の主任の先生とお話をしている長男を見て、やっぱり担任の不在がネックなのかも・・・と感じました。

 

主任の先生には心を開いていない。

基本人懐っこい長男の反応が、硬かったです。

 

双子の担任は1年生からの持ち上がりですが、今は休職中。

復帰は5月の予定だそうです。

長男にとっては自分を理解してくれて、楽しくて、心許せる担任の先生の存在が「安心」そのものなのかも。

 

ただでさえ一度立ち止まると腰を上げるのに気合いが必要な子です。

春休みの延長、もうしばらく続くかもしれません。

 

気持ちは中退、でも前に進んでいます

 

次男から10日遅れの誕生日プレゼントを貰いました。

手作りのピンクのぞうさん

とってもキュート♥


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ぬいぐるみ作りを初めてから1年ちょっとの次男。

私の手を一切借りずに、「ここどうするの?」と聞いてくることもなく、最初から最後まで全部ひとりで仕上げました。

途中、縫い合わせ方を間違え、解いてやり直す場面もあったみたい。

 

以前はことあるごとに、糸が絡まった! 間違えた! と大騒ぎでした。

そして自分では対処しきれず私に丸投げ。

裁縫の技術云々はともかく、困った時の対処に難があるのか・・・と内心思っていたんです。

どんな仕事でも、困難に直面した時に乗り越える力は必要ですものね。

 

でも、今回はミスも冷静に乗り越え、自分で対処できました。

一度も投げ出さなかったことも、とても大きな成長です。

 

作るのにかかった時間はトータル7時間くらいかな?

縫い始めたその日のうちに完成しました。

その集中力には私もびっくり。

イヤホンで音楽を聴きながら、脇目もふらず作業していました。

 

新年度が始まり「もう中学を中退したい」と話していたのが、次男の本音なのだと思います。

もう、気持ちは中退ってことでいいよ。

学校というしがらみから解放されて、好きな道に邁進すればいい。

 

「中学生のうちでもハンドメイド作品の販売ってできるの?」

「オリジナルのぬいぐるみを作って、もし世の中にそっくりなぬいぐるみがあったら著作権侵害になる?」

などなど、夢の実現に向けて具体的なこともちゃんと考えているみたい。

勉強しなければいけないことが沢山ありそうです。

 

そんな次男、今日も朝からずっとぬいぐるみ作りに励んでいます。

今までやったことのなかった刺繍も練習中。

 

コツコツ努力するのが苦手だった子が、好きなことにこんなにも夢中になっているなんて感動。

一歩ずつ一歩ずつ、着実に夢に近づいていっています。