ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

夢中になれることを見つけたらゲームが必要無くなるのは本当だった

こんにちは。

 

eco家にはネザーランドドワーフの女の子、こみみがいます。

昨日の夕方、こみみの爪がポッキリ折れてしまったようで。

少しだけ血が出ていたのと、次男がとても心配していたので念のため動物病院へ。

患部は大事なく、抗生剤の注射だけで済みました。

 

ところが、動物病院が怖くて大嫌いなこみみ。

キャリーバッグの中でぷるぷるぷるぷる。

そして、キャリーバッグを膝に乗せていた次男もぷるぷるぷるぷる。

 

狭い待合室は人と動物でいっぱい。

他人の目が怖い次男。

久しぶりに人口密度の高い空間に身を置いたら、うさぎと同じくらい震えていました。

苦手なのに付き添ってくれてありがとね。

ペットは飼い主に似ると言うのは、あながち間違いじゃないようです。

 

好きこそものの上手なれ

 

かれこれ2週間以上、調子の良い状態が続いている次男。

毎日何時間も、黙々とぬいぐるみを作っています。

 

いつの間にか、私に手助けや助言を求めてくることもなくなりました。

久しぶりに製作過程をじっくり見ていたら、縫い目がすごくキレイ。

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2ヵ月ほど前は、もっとガタガタだったのです。

縫い目が大きくて、長さもバラバラ。

とりあえず丈夫に縫えていればOK、という感じだったのに。

 

次男は学校で裁縫の基本すら習ったことがありません。

玉結びも玉留めも知らないところから始めました。

それでも、本人がやりたいと思ってコツコツコツコツ習練を積んだら、こんなにできるようになるものなのですね。

 

作業場問題

 

順調に腕を上げているぬいぐるみ作りですが、ひとつ問題が。

作業スペースに困っています。

 

今のところ、作業場にしているのはダイニングテーブルです。

平日は私がダイニングを仕事場にしているので、仕事の時はダイニングテーブルを半分こ。

仕事のない時は、ほぼ一日中次男がテーブルを占拠している状態です。

 

ですが、ダイニングテーブルは本来ごはんを食べるところ。

ぬいぐるみ作りの道具やら材料がテーブルいっぱいに広げられている時に

「晩ごはんだから、片づけて欲しいんだけど・・・」

この一言が、非常に言いづらいのです。

 

好きなことを一生懸命やっていて、ノっている状態。

中断させるのは忍びないんですよね。

 

子ども部屋ならスペースは十分あります。

でも、子ども部屋でひとりで作業をするのは寂しいんですって。

 

さて、どうしましょう。

せめて道具や材料を管理しやすいように、回転式のワゴンでも導入しようか検討中。

 

夢中になれることを見つけたらゲームが必要無くなるのは本当だった

 

今は趣味に没頭している次男ですが、ほんの少し前まではゲームとYouTubeばかり・・・という、不登校あるあるの生活でした。

(工作、お絵描き、整理整頓、模様替えなどの趣味もありますが)

 

やりたくてやっているわけではない

ストレスや不安を紛らわすためにゲームをやっている

ゲームの世界が、今のこの子の居場所なんだ

 

と頭で理解はしていても、親として心配がないわけではありませんでした。

「夢中になれることが見つかれば、ゲームの時間は自然と少なくなる」と聞いても、本当にそうとは信じきれない自分もいて。

ゲームばかりしていたら、そもそも夢中になれることなんて見つからないのでは? と思っていました。

 

でも、創作活動が本当に楽しくて充実している次男は

「すごいよね、ゲームの時間がすごく減ったでしょ。ぬいぐるみ作ってる方が楽しい」

と言います。

たまにゲームをやっても数十分から1時間程度。

余暇としてゲームをやる程度になりました。

長男からマイクラに誘われても「う~ん、今はちょっと。ごめんね」

 

次男の場合は双極性障害を疑われており、軽躁状態だから趣味に没頭できているという可能性もあります。

でも、短期間でこんなにも変わるものとは。

「好き」って強いな。

(もちろんゲームが本当に好きでやっているお子さんもいると思います)

 

ちなみに長男は次男と遊ぶ機会が減って、とっても暇そう・・・。

GW中は1日くらいぬいぐるみ作りをお休みして遊んでくれるんじゃないか? と密かに期待している長男です。