こんにちは。
最近、次男がTwitterをはじめました。
可愛いぬいぐるみの写真にコメントを添えて投稿しています。
数日おきの気まぐれ投稿ですが、いいねがひとつ増えると嬉しそう。
昨日初めて、ぬい撮りを投稿している他のユーザーさんをフォローしてみたそうです。
たったワンタップの行動にすぎないけれど、次男の世界がほんのちょっぴり広がった気がします。
長男 ちょっと背中を押すことにします
このブログには何度か書いている通り、我が家の長男は基本的に受け身です。
自閉スペクトラム症の中でも受動型。
文字通り自分から積極的に動き出すタイプではありません。
不登校対応の基本的な考え方として、その子のエネルギーが貯まるまで「待つ」姿勢が大切だと言われていますよね。
それは私も身に染みてよーくわかっています。
ただし、待てども待てども動き出せない子もいる。
長男はそんなタイプです。
現状に甘んじているというか、ぬるま湯体質というか。
とにかく変わらない日常が大好き。
ただ、逆に考えると、少し背中を押して歯車が回り始めれば前に進めるのではないかという気がするんですよね。
これまでの経験からも。
ゆっくりゆっくりでも、進むのを「変わらない日常」にすることができれば。
長男は中学2年生。
今のところ進学の意思もあります。
エネルギーが枯渇しきっているわけでもない。
そろそろ、ちょっと前に進んでみようか。
小さな目標をひとつずつ
先日、児童精神科の先生に助言を頂き、支援級の先生にサポートをお願いしました。
長男の歯車を回したい。
でも、受け身の長男には、油を注したり、初動を支える必要があります。
小さな目標を設定して、スモールステップで。
自己決定を大切に。
本人の不安を理解する。
自立支援ではごく当たり前のことばかり。
でも、改めて先生にお願いしました。
具体的で現実的な小さな目標を設定し、一緒に進んで欲しいと。
そして重要なのが、今現在、次男の調子が良いということ。
長男は良くも悪くも周囲の影響を受けやすく、特に次男の状態が大いに影響します。
ただでさえ他者との境界が薄め。
中でも、双子という特別身近な関係なので。
次男に引きずられるなというのも酷な話です。
次男が毎日何時間もぬいぐるみ作りに集中し、将来のことも具体的に考えだしている今、正直なところ長男もうかうかしていられないと思っていたみたい。
まさにエンジンのかけ時なんじゃないかしら。
不安を伝えられる存在
担任の先生と長男で話し合って、まずは少しずつ学習を進めていくことに。
登校時間を一気に増やすということはしません。
少しずつ、少しずつ。
この3年間ほど、長男が勉強する時は私が教えてきました。
勉強をする気持ちがあっても、学校で先生から教わるということに長男自身が抵抗があったから。
その抵抗感は、たぶん不安です。
わからないと言えない。
間違えた時にどうしていいかわからない。
SOSを出せない。
だから、不安。
不安だということさえも言えないから、避けてきたのだと思います。
でもね、長男、担任の先生になら言えそうなのです。
不安を伝えても受け止めてくれる。
無理なことも受け止めてくれる。
先生が1年間かけてそれだけの信頼関係を築いて下さったのでしょうね。
正直な話、夫よりも同じ方向を向いてくれているのが先生かもしれません。
一緒に伴走して下さることが、とっても心強いです。