ゆっくりいこう ~不登校のその後~

色々な生きづらさを抱える双子(15歳)を育てています。小3~中学の7年間は不登校フルコースを経験し、義務教育を終え、相変わらず生きづらさを抱えつつもそれぞれの道を歩き出しています

カウンセリングを始めて半年

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小学校3年生から不登校だった双子は現在15歳。
長男は中3で再登校するようになり、専門科目を学べる高校へ。
次男はぬいぐるみ作家としてゆるゆる活動しながら療養中です。
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あっという間に5月も半ばですね。

 

我が家の次男が学校に行けなくなったのは、7年前のちょうど今頃。

小学校3年生の5月。

GWから少し経って、運動会に向けた練習が本格化した頃でした。

 

この時期になると、どうしても当時のことを思い出します。

 

毎朝お腹が痛くて登校できない次男をかかりつけの小児科に連れていった時、先生が言ってくれた言葉。

「僕は赤の他人だから無責任なことを言うよ。学校なんて行かなくていい。僕は医者だから、君が生きて元気に過ごせていることが一番大事なんだ」

 

私は母親だから、無責任に「行かなくていい」とは言えなかった。

でも、無責任に「行かなくていい」と言ってくれた先生に、救われた気持ちになったことを覚えています。

 

カウンセリングに通い始めて半年

 

次男は昨年11月頃から、児童精神科でカウンセリングを受けています。
2週間に1回、1時間。
学校という社会との繋がりがなくなった今、カウンセリングの時間は貴重な社会との繋がりとなっています。
 
最初の数回は、カウンセリングに行くだけで負のオーラ全開。
行くことができても、ほぼ無言でした。
私と心理士さんがお話している間、次男はひたすら絵を描いたり、プレイルームのおもちゃを整頓したりしながら聞き耳を立てている状態。
カウンセリングそのものが心の負担になるようなら、続けるのは難しいかも・・と、考えるほどでした。
 
初回のカウンセリングから約半年。
今は「カウンセリングは大事な時間」と認識しています。
行き渋ることもなければ、だんまりになることもない。
抱え込んでいる気持ちや、今の困りごとを素直に話せるようになりました。
未だに私の同席は必須だけれど、私が代弁する場面は確実に減っています。
 
家で過ごしている時も
「今度のカウンセリングで相談してみよう。メモしておいてね」
と、心理士さんを頼りにしているのがわかります(メモを自分でする気はないですが)
 
担当の心理士さんは30代くらいの女性。
次男や私の相談事をしっかり受け止めてくれます。
そして、うまく言語化できていない心の底に沈んでいる気持ちを引き出すのがとっても上手。
いくつか質問されただけで、自分でもよくわかっていなかった深層心理に辿り着けることさえあります。
質問力ってこういうことか!と感心してしまう。
 
今まで経験したことのあるカウンセリング(主にスクールカウンセリング)といえば、
 
傾聴してくれる
共感してくれる
・・・それで? という感じでした。
 
もちろん、それも十分にありがたかったけれど。
何かが解決するわけでも、変化を実感できるわけでもありませんでした。
正直なところ、理解のあるママ友に聴いてもらう方が効果的だと思っていたくらいです。

 

担当の心理士さんは、傾聴、共感は当たり前のようにしてくれます。

でもそれ以上に、問題を紐解いて精査し整理するプロ!!

一緒に考えて伴走してくれている実感があります。

 

次男の心の問題はちょっとやそっとで解決できるものじゃない。

でも、時間をかけてひとつひとつ紐解いていくことが大事だと、カウンセリングの度に教えられているような気がします。

 

ひとりにしておけない問題

 

※ここから先、自傷行為について記述しています。メンタルの調子が良くない方、この手の話題が苦手という方はここで閉じてください。

 

カウンセリングの効果は実感しているものの、次男の状態は相変わらずの大波小波

春休み頃から軽躁状態と思われるテンションが続いていたと思えば、ここ数日は抑うつ気味にも見えます。

HighでもLowでも、周りは疲れる・・・。

 

今一番の困り事は自傷行為

以前から自分の腕を噛むという自傷行為が度々ありましたが、最近はカッターで自分を傷つけてしまうことがあります。

見た目にも痛々しい。

(この件についてもカウンセリングで相談しています)

 

自傷行為の理由やきっかけはひとによって違うと思います。

 

次男の場合は、ひとりになると(または私がいないと)衝動が湧いてくる。

痛みを感じたり血液を見ることで気持ちが落ち着く。

また、イライラや苦しい気持ちを誰かにぶつけることはできないから、自分に向けてしまう、ということもあるそうです。

 

これってカッターを取り上げて家中の刃物を隠せばよいという問題ではなくて。

「自分を傷つけたらだめだよ」と諭せばよいという話でもない。

 

辛くて苦しくてたまらない気持ちをなんとかしたくて、どうしようもない時。

感情表現のひとつの方法として、自傷してしまう。

 

生々しい傷を見るととてつもなく悲しい気持ちになります。

これは次男の心の傷なんだよな・・・。

 

カウンセリングでは、他の方法で自己表現すること、別のSOSの出し方なども学んでいます。

でも、簡単に止められたらそもそも困っていない。

 

ともかく、我が家の喫緊の問題は、次男をひとりにしておけないこと。

 

買い物や長男の送迎、私の通院にまで常に連れていくのは、お互いに負担になります。

留守番をさせている間にまた切ってしまうかも・・・と私が心配しすぎるのも良くない気がするし、でも、心配にならないわけもなく。

結局連れて歩くことに。

これまでもなかなか確保できなかったひとり時間が、さらに少なくなっています。

 

唯一救いがあるとすれば、この件について私や心理士さんと話し合えていることかもしれません。

 

一日を無事に終えてベッドに入るたびに、心底ほっとしている今日このごろです。