ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

始業式前日の葛藤

今日で夏休みはおしまい。

明日が始業式です。

 

なんだか私がすごく憂鬱。

毎朝学校へ遅刻の連絡をして、

今日はどうするの? というやり取りをして、

1日に何度も送り迎えをして、

少しでも登校できたら褒めて、フォローして・・・

という日々がまた始まります。

 

でも、子どもたちは私よりもずっとずっと憂鬱だと思う。

だからごくごく普通に、いつも通りの1日を過ごしました。

 

コロナの影響で短い夏休み。

うちの学校は1ヵ月近くあったから、長かった方だと思います。

宿題は例年に比べればずっと少なく、絵日記1枚とドリル。

ドリルは2人とも4年生のものを自分で選びました。

 

次男は現時点で宿題のドリルが終わっていません。

残りは算数がわずか4ページ。

特に難しい内容でもない、単純なわり算です。

次男の学力的には問題なくできるはず。

 

でも、たったそれだけのものをやろうという気持ちになれない。

 

朝から時間はたっぷりあったのに、その気になれば30分でできる内容なのに。

宿題ができていなかったら、余計学校に行きづらいだろうに。

と思うのは、私の勝手な思い込みなのてしょうね。

 

宿題を終わらせたら、学校が始まるという現実に向き合わないといけない。

向き合いたくない。

そういうことなのかな。

 

「宿題やらないの?」

「明日の準備したら?」

というセリフが、何度も何度も喉元まで出かかって、必死で飲み込みました。

 

子どもの決断を黙って見守るって、本当に忍耐が要ります。

 

仕事から帰ってきた夫が子どもたちに話していました。

「学校に行くかどうかは、自分で決めればいい。でも、明日からはちゃんと朝起きて、生活を整えるんだよ」

子どもたちも素直に「うん」と答えていました。

 

夫も変わりつつあります。

子どもたちも、不安と戦っています。

私もがんばろう。