こんにちは。
週末、家族で花火をやりました。
この夏はどこにも行けなくて、特別なお楽しみも特になく・・・。
お家大好きな双子からは不満が出ることはないけれど、ちょっとした夏の思い出になったとしたら嬉しいです。
双子が小さい頃は、
旅行やレジャーに喜んで出かけてくれるのは小学生のうちかな。
中学生になったら勉強や部活が忙しいだろうし、小学生のうちに沢山家族の思い出を作りたいな。
と思っていました。
蓋を開けてみれば、そもそも旅行や遠出は好きじゃないうえに、このコロナ禍。
恐らく、勉強や部活が忙しい中学生になることもないと思いますが。
だからこそ、日常+αくらいのささやかなお楽しみが、家族の思い出として子どもたちの心に足跡を残してくれたらいいなと思います。
明日は始業式
明日から2学期が始まります。
我が家は体よく言えば自主休校。
要するに、これまでと特に変わりない不登校生活が続くだけです。
学校が始まれば、毎朝の欠席連絡(アプリで)や先生とのやり取り、子どもたちが行きたいと言えば放課後登校もすることになります。
なんだかんだ言って、夏休みは保護者も学校から解放されて、気持ちが楽だったな。
長男は新学期が始まることをあまり気にしていない様子。
次男は、ちょっと憂鬱な気持ちになっているようです。
次男「2学期、頑張って給食から少しずつ始めようと思ってたけど、コロナがあるし・・・」
次男は小学校卒業~中学入学までの道筋を考えた上で、2学期から少しずつ動き出したいという気持ちがあるようです。
でも、今のコロナの状況は怖いし、本当は積極的に学校に行きたいわけでもない。
理性的に考えて、行った方が良いという気持ちが強くなっているのではないかと思います。
とにかく、葛藤していることだけはわかる。
次男の心の声に従えばいい。
と言っても、迷いがあるから憂鬱な気持ちになってしまうんですよね。
次男の中で、一番大きな心の声は何と言っているんでしょうね。
子どもの声に耳を傾けて
夏休み明けのこの時期、メディアでも子どもの心のSOSを聞き逃さないようにと訴えるのが恒例のようになってきましたね。
悩みを抱えるお子さんにも、どうかSOSを出してというメッセージを多数見かけます。
それ自体は良い取り組みだと思うし、その想いが悩んでいる人に少しでも届いて欲しいと思います。
でも、これを季節行事みたいにするのではなく、いつでも大人がそういう姿勢でいる社会になって欲しいです。
子どもの声に耳を傾ける。
大人が聞く耳を持たなければ、SOSを出しても届かない子、SOSすら出せず絶望する子は後を絶たないと思います。
うちの双子は小学校3年生から不登校です。
GW後に次男が教室に入れなくなり、長男も引きずられるように不登校になりました。
当時はなんとか登校させようと躍起になって、付き添い登校、保健室登校、なんでもしました。
行けば楽しそうにしていることもあったし、少しずつ教室に入れるようにもなるかな・・・なんて期待を持っていました。
でも、ある朝、次男が「もう死にたい」と言ったんです。
僅か8歳の我が子が発した言葉が衝撃的すぎて、泣きながら学校へ電話しました。
担任の先生にありのままを伝え、「学校へ行かせることはできない」と。
次男は「学校へ行きたくない」とは言えなかったのだと思います。
長男も同じ。
その頃の長男は、1日1~2時間くらい登校していたものの、笑顔が消えてどんどん無表情になっていました。
私が聞く耳を持っていなかったから。
「どうしたい?」と口では聞きつつ、本当の気持ちを言わせなかった。
お腹が痛い、頭が痛いとは言うものの、「行きたくないから行かない」なんて言えなかったのだと思います。
当時相談した小児科の先生からは
「大変だけど、不登校になったのが幼いうちで良かったと思うよ」
と言われました。
今なら、その意味がとても良くわかる。
子どもたちが不登校になって、追い詰められて、ようやく私は子どもの声に耳を傾けられるようになりました。
子どもは親が思っている以上に、親に心配をかけたくない、素直ないい子と思われたいと考えているのかもしれません。
純粋に親の言うことが正しいと思っている場合もある。
本当の心の声って、すごく小さいです。
心の声をはっきりと伝えられるようになるには、小さい頃から親がちゃんと耳を傾けて、心から安心できる環境が必要。
でも、今からでも遅くない。
子どもの声に耳を傾けて、大人も変われるということを見せてあげないといけないと思います。