ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

小学校最後? の三者面談

こんにちは。

 

昨日は久々に長男が給食を食べに登校しました。

メニューはソフト麵。

2週間以上休んでいたのにさらっと行けるのは、長男の良いところだと思います。

 

次男も行こうかどうか迷いに迷っていたけど、不安の方が勝って行きませんでした。

迷うだけで気持ちが疲れてしまったと言う次男。

行かなくていいのに。迷う必要ないよ。

と言いたくなります。

でも、長男が行ったり行かなかったりだと、次男も行かないといけないのかなって迷ってしまうのでしょうね。

心が休まる気がしません・・・。

 

気づけばもう来週には終業式です。

早く冬休みになぁれ。

 

小学校最後? の三者面談

 

冬休みを前に三者面談がありました。

三者と言っても、我が家の場合は長男の担任、次男の担任、私の三者です。

普段から私だけ放課後に書類を取りに行ったり、電話で先生とお話をする機会も多いので、改まって面談という形を取らなくてもいいような気はしますが・・・。

 

現在6年生の双子、あと3ヵ月ちょっとで小学校は卒業です。

支援級の先生方は、基本的には子どものペースを尊重して特性に合った支援をと、一生懸命考えて下さる先生方です。

でも、学校としては、残りの3ヵ月で何かしらの自信をつけさせて中学校に繋げてあげたいという想いが強いようで。

1時間近くお話して、帰る頃にはぐったり疲れてしまいました。

 

長男のこと

 

長男くんは少し背中を押しても良いのではないか。

学校に来さえすれば、楽しく過ごせる。

知的好奇心の強さを満たしてあげたい。

長男くんの理解力があれば、勉強も積み上げていければ楽しく出来る。

色々経験する機会を逃しているのが勿体ない。

 

修学旅行に参加することができた長男については、3学期はコンスタントに登校して少しずつ勉強も・・・という展望をお持ちの様子。

 

先生の仰る気持ちはよーくわかります。

表面的に見たら、確かに長男はそういう子です。

頑張れば出来そうに見える。

もし次男の存在がなく、親も背中を押す雰囲気であれば、普通に通えるのでは?

というニュアンスのことも言われました。

 

これもね、誰も口にしないけれど、多分みんなが思っていることです。

そもそも次男が不登校にならなければ、長男は不登校になっていなかったかもしれない。

自閉スペクトラム症の診断を受けることもなかったかもしれない。

でも、「次男が不登校にならなければ」という世界は存在しないし、双子という因果は切り離せないんです。

これを口にしてしまったら、今のありのままの2人を否定することになってしまう気がします。

 

次男がいる手前、長男の背中を押し難いのは事実です。

長男だけ背中を押せば「なんで僕だけ?」となるし。

家に自由に好きなことをして過ごしている次男がいる。

親は登校や勉強を促したりせずに見守る姿勢。

そんな環境で頑張り続けるというのは、大人が考えている以上に強い精神力が要るのだと思います。

長男は身近な人から影響を受けやすい面もあり、そこまでの精神力を持ち合わせていない、ということなのでしょうね。

それが現実と受け止めるしかないんじゃないかな。

 

次男のこと

 

学校に行くのも不安、行かないのも不安な次男については、

 

先生とひと目会うだけでも、毎日積み重ねることはできないか。

それだけでも、頑張れれば自信になるのでは?

 

という3学期に向けてのご提案がありました。

 

私としても、学校に登校しながら認知行動療法が出来れば、そんな良いことはないと思います。

ただ、小学校のうちにそれができるかどうかは・・・。

 

先週から社会不安障害の治療を始めた次男。

家の玄関から出るだけでも、近所の人の目を気にして怖いと言います。

まずは家から出るところから、超スローステップで始めた方が良さそうです。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

また、次男の性格上、3学期に入ったらもう中学入学へのカウントダウンが始まること必至。

気持ちが不安定になるのは目に見えています。

卒業までに何かを成そうと考えない方がいいのかもしれません。

まずはじっくりと、治療が優先ですね。

 

この面談後、しばらくずっとモヤモヤしていました。

私の考え方がおかしいの?

もっと焦らなきゃいけないのかな・・・。

と思って。

 

子どもを黙って見守るには、親だって相当の覚悟をしています。

もちろん学校の先生には先生の立場というものがあるだろうけど、それだけの覚悟をしている親子を、先生にも見守っていてもらいたいなぁ。