ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

五月雨登校と進路 難しい選択

 

こんばんは。

 

とても暑い1日でしたね。

eco家の地域では、今日は午前中から30℃超。

熱中症警戒アラートも発令されました。

明日は危険な暑さになる地域がさらに広がるとか。

 

この暑さの中、羽化したセミは見かけるものの、鳴く気力もないようで。

少し前はお庭によく来ていた鳥さんたちも日陰で休んでいるのか、日中は全く見かけません。

人間も活動する時間や場所を見直さないといけないかもしれませんね。

 

急降下×親離れ?

 

しばらく調子の良い状態が続いていた次男ですが、急降下してしまいました。

10日ほど前からかな。

どうにもこうにもテンションが上がらないようです。

 

朝起きて、お風呂に入るというルーティンは続けられています。

規則正しく眠り、出されたものを食べるくらいの食欲はある。

 

ただ、しゃべりたくない。

家族とさえコミュニケーションをとる気が起きない。

笑う元気がない、という感じ。

 

ぬいぐるみ作りはちょっと無理してやっているように見えます。

最近はアナログで描くことが多かった絵も、思うように上手く描けない様子。

好きなことを楽しめないのはしんどいですね。

少しぼーっとする時間が必要かもしれません。

 

そして、急激に思春期がやってきたと思えなくもないような、ちょっとした距離を感じます。

おそらく私と次男にしか認識できない程度の小さな違和感だけど。

 

今まで親子の距離が近めだったこともあって、私の本音としてはすごく寂しい。

でも、次男なりに親離れの準備を始めているのかもしれません。

干渉せずにそっと見守ろうと思います。

 

難しい選択

 

一方の長男は上り調子。

2年間、支援級の子たちとさえほとんど関わることなく、週に2~4回給食を食べに行くだけだった子が、急激に伸びだしました。

 

週5日間、「もちろん行くよ。当たり前でしょ?」と言いたげな顔で登校。

以前は出席率が明らかに低かった週明けでも、渋る気配すら見せません。

 

学校で過ごす時間もだんだん長くなっています。

今日は2時間目から6時間目まで。

明日はなんとフル登校だそうです。

 

支援級の1~3年生まで、計5~6人程度の小規模な集団の授業にも参加しています。

内容を理解できているかはともかく、まぁまぁ楽しそう。

 

そんな長男は、現在、2つの志望校で頭を悩ませています。

 

一方はサポートが手厚く、自分のペースを大事にできる学校。

今の長男の状態に合っていて、それほど高い壁を感じることなく馴染めそうな環境。

 

もう一方は色々と壁はあるものの、長男の夢に大きく一歩近づける学校です。

専門分野の勉強が魅力的。

ただし、現状を考えると壁は高く、しかも幾重にも立ちはだかっています。

(週5日フル登校が基本、大人数での一斉授業、通学手段など・・・)

 

長男の心は専門分野の勉強にとても惹かれている様子。

ハードルが高いにも関わらず興味を示しているということは、行きたいのでしょうね。

 

ただ、通常の中学校生活から外れて過ごしてきた自分に、自信が持てずにいます。

覚悟を決めきれずにいます。

高校に入ればみんなスタート地点は一緒・・・と言っても、そのスタート地点に並ぶために周りの子よりも大きな一歩を踏み出さないといけない。

難しい選択ですね。

 

今必要なのは、きっと、とことん悩むこと。

長男自身もよくわかっているようです。

悩んで悩んで、どこまで自分が頑張れるか見極めて決めたことであれば、後悔しないと思います。

 

覚悟も強いものになる。

 

悩んでいる今が、とても貴重な時間だと思えます。