ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

「一人で悩んでいませんか?」

こんにちは。

 

先日、夫のお弁当を見て「ぼくもお弁当食べたいな」と話していた次男。

今日はちょうどお弁当の日だったので、次男の分も作りました。

 

ところが、次男は小さい頃から偏食くん。

夫と同じメニューだと食べないものだらけ。

ブロッコリー✖、卵焼き✖、ピーマンとちくわの炒め物✖

お弁当箱が埋まらない・・・。

結局、じゃがいもの青のり炒めと冷凍庫にあったブドウで隙間を埋めたけど、なんて面倒臭いんでしょ。

次男が毎日お弁当持ちじゃなくて良かった! (そもそもどこにも行きませんが)

 

気が乗らない月曜日

 

天気もすっきりとしない月曜日。

ちょっと頭痛もあった長男が「今日、学校どうしようかな~・・・」

 

月曜日って憂鬱な気持ちになるのはわかるし、自己決定が大事だと思っているので、私はノーコメント。

結局、給食登校せずに、6時間目に登校することにしました。

先週先生から頼まれた作業を手伝うためだそうです。

 

次男「自分でどうしたいか判断できたのがえらいよ。長男、えらい」

学校に行かない次男が、長男を褒めていました。

 

こういう時、心の中でちょっと笑ってしまう私。

どちらがお兄ちゃんでも弟でもなく、学校に行っているからえらいというわけでもなく、お互いに労わり合える関係。

長男が次男に甘えたり、その逆の時もある。

相変わらずケンカもちょこちょこするけど、なんだか羨ましいです。

 

「一人で悩んでいませんか?」

 

新学期が始まり長男が持って帰ってきたお手紙の中に、厚労省のチラシ(?)が入っていました。

 

www.mhlw.go.jp

 

こういうの、子どもの目につく場所にそっと置いておくといいと言いますよね。

でも、置いておいて見たためしがないので、我が家では一応アナウンスします。

 

eco「こんなの来たよー。一人で悩んでいませんか? もし、あなたが悩みを抱えていたら、相談してみませんか? だって」

 

すると双子から返ってきた言葉が、

長男「いい、ママに相談するから」

次男「ぼくも。ママが聞いてくれるから一人で抱え込んでないし」

ですって。

 

小学校3年生から不登校で、中1の現在、支援級に籍を置いている双子。

長男は部分登校、次男は現在進行形で完全不登校です。

病気不安障害やら社交不安障害やらを抱えてうつ状態に陥ることもあるし、生きづらさ満載で、端から見たら問題だらけだと思う。

将来への不安も拭えません。

 

でも、一人で抱え込んでいない。

相談相手がすぐ近くいる。

そう思えるって、すごく前向きなことなんじゃないかと思います。

 

思春期の男の子、親に言えない悩みのひとつやふたつはあって当たり前。

むしろそれが健全なくらいかもしれません。

うちの子たちだって、私に隠していることくらいあると思います。

心配をかけたくなくて、言えないことだってあるかもしれない。

でも、いざという時に相談できる相手と認識してくれているなら、それで十分。

これまで寄り添ってきた年月が、ちょっと報われた気がする。

母冥利に尽きます。