こんばんは。
6月に入り、そこかしこであじさいが咲いていますね。
梅雨入りするのはいつかな?
今月は以前から楽しみにしていた予定があります。
それは次男とのお出かけ♪
今週末に公開される映画『ぼっち・ざ・ろっく!』 を観に行きます。
最近の次男は早寝早起き、起きたら毎日シャワーを浴びて、ご飯を食べて、規則正しい生活ができています。
私が仕事の日は私の実働時間とほぼ同じように、隣でぬいぐるみを作っています。
外に出るのは週に数回、庭に出る程度。
ひきこもり度合いは変わらずですが、調子は悪くなさそうです(すごく良いわけでもないけど、これくらいが丁度良いのかも)
今回の映画を楽しみにしていた次男は「長男は誘いたくない」とのこと。
要するに自分のペースを乱されたくないのでしょうね。
長男も理解して遠慮してくれたので、2人で楽しんでこようと思い ます。
中学最初で最後の体育大会
今週月曜日、予定していた通り長男は体育大会に参加してきました。
出場は綱引きのみ。
先週あった予選に続き、交流級の子たちに混ざっての活動。
以前の長男はこういう時、車から降りられなくなったり、直前で足がすくんで動けなったりしていました。
でも、最近の長男はそんな心配を感じさせない頼もしさが出てきた気がし ます。
中学の3年間一度も見ることはないと思っていた体育大会。
つい先日まで開催日も把握していなかったので、仕事の休みも取っていませんでした。
でも、せっかくの長男の雄姿を見逃すなんてもったいない。
仕事は珍しく立て込んでいたけれど、なんとか都合をつけて応援に行ってきました。
みんなと同じことができるのは当たり前じゃない
中学の体育大会はクラスごとに4色に分かれ、お揃いのカラーTシャツを着ます。
もちろん長男も交流級のカラーTシャツを着て参加。
なんだかね、すごく不思議でした。
長男がみんなと同じ格好をして、同じ活動をしている。
他チームを応援したり、円陣を組んだり、クラスの子と一緒に場所移動したり。
ごくごく普通にクラスに馴染んでいる。
その他大勢の子たちと同じことをしている。
中学生の活動としては当たり前のことが、とても新鮮に感じました。
長男は小学校3年生で登校渋りが始まり、別室登校、五月雨登校、支援級へ転籍となってから、交流級の活動にはほとんど参加していません。
小学校の修学旅行には行ったけれど支援級単位で動いていたので、交流というほどの交流はないまま。
それでも急に参加した体育大会で温かく受け入れてもらえて、 待ち時間にはずっと話しかけてくれている子もいて。
それを遠くから眺めているだけで嬉しかったなぁ。
綱引きは僅差で勝利!!
わぁっっっと歓声に包まれた青いTシャツの集団の中に、 ちゃんと長男もいました。
みんなと行動を共にするのって安心だけど、しんどいこともある。
同じことをするのが簡単だと感じる子もいる一方で、 苦痛に感じる子もいる。
どちらが良い悪いの問題ではないですよね。
みんなと同じことができるって、決して当たり前ではないんだよな~・・・と、しみじみ。
今回のような経験はひとりでは決して味わうことができなかったと 思います。
集団で何かを成し遂げる楽しさを感じられたんじゃないかな。
思い出、自信、意欲
長男のクラスは綱引きで1位をとり、他の競技でもみんなの健闘が実を結んで体育大会の総合優勝を果たしたそうです(もう1つ同点のチームがあったけど)
長男「ぼくが参加しなかったら綱引きで1位にならなかったかも。そうしたら総合も同点優勝できなかったね」
自分がクラスに貢献できたかもしれない! というのがとても嬉しそうな長男でした。
体育大会への参加は、中学校での数少ない思い出のひとつになるでしょうね。
そして今回の何よりの収穫は「自信」
長男の頑張りに比例して、大きな自信を得られたように思います。
それを証拠に、どうやら修学旅行にも行きたいという意欲が膨らんでいる様子。
少し前は「どうしようかな・・・」だったのが、「 行ってみようかな」になっています。
明日は修学旅行の説明会。
説明を聞いたら「行きたい」になるかしら。