ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

行けなかった適応指導教室の見学

こんにちは。

 

夜中に長男とふたご座流星群を見ようと約束していたのですが、2時に起きてみたら雲がいっぱい。

残念ながら流星群を見ることはできませんでした。

防寒対策もばっちり用意しておいたのにな。

 

星とか宇宙とかに特に詳しいわけじゃないけど、天体イベントにはワクワクします。

今夜もまだ見える可能性があるそうなので、リベンジしようと思います。

 

不安度MAX

 

今日、次男と私と夫で適応指導教室の見学に行く予定でした。

1カ月半くらい前に学校を通じて、見学の段取りをしてもらいました。

 

昨日の夜、次男の不安度はMAXの「5」

今朝起きてきた時の第一声は、「行くの止めておく」でした。

 

社会不安障害の治療を始めたばかりで、人と接することに強い不安を覚える次男。

もともと新しい環境が苦手です。

石橋を叩いて叩いて渡らないほど、慎重な性格。

新たな居場所を探すには、時期尚早だったのかな・・・。

 

適応指導教室の見学に行こうと思ったわけ

 

適応指導教室は、不登校の児童生徒の学校復帰支援や社会的自立を目的として、各自治体の教育委員会が設置、運営している教室です。

 

双子が不登校になった3年生の時、市の教育総合支援センターに電話したことがあります。

不登校初期の途方に暮れていた頃、まさに藁にも縋る思いでした。

その時に勧められたのが適応指導教室

でも当時は説明を聞いても、うちの子たちには適応指導教室さえもハードルが高すぎる、通えるわけがない、としか思えなかったんです。

 

その後、適応指導教室に通っていない子でも参加できるイベントにいくつか参加し、先生とお話する機会もありました。

教室に通っているお子さんたちが、少人数の安心できる環境でのびのびと活動している姿も目の当たりにしました。

 

双子は来春から中学校の支援級(情緒クラス)に入ることが決まっています。

支援級は少人数クラスで、個人のペースに合わせた指導を行ってくれる、良い環境だと思います。

でも、学校という大きな集団の一部であることに変わりはありません。

 

次男にとっては、学校よりももっと小単位の集団の方が合っているんじゃないかな?

と、ずっと感じていたのが、適応指導教室の見学に行こうと思った理由です。

ちょうど夫も同じように考えていたらしく、一緒に見学に行けるように休みを取ってくれました。

 

当の本人はと言うと、乗り気というわけではなく、ママとパパがそんなに勧めるなら・・・くらいの気持ちだったのだと思います。

わかりやすい過適応状態なのに、話を進めてしまったのがいけなかったです。

 

「止めておく」のその先は?

 

学校に見学キャンセルの連絡をした時、

先生「どうしますか? 数日後に予約を取り直しますか?」

と聞かれました。

数日後に予約を取り直しても、また行けずにキャンセルになりそう。

もう少し次男の不安が軽くなって、前向きに考えられるようになってからでも遅くない。

そう思って、予約を取り直すことはしませんでした。

 

夫にキャンセルしたことを伝えると、

夫「今日行けないのはわかった。けど、行くの止めておく、の先は? 怖いとか不安とかを受け止めて、それで終わりにしちゃっていいの? この先どうするかを次男と話し合った方がいいよね」

普段、関心が薄いのか、ただ面倒臭いだけなのか、この手の対応はスルーしてきた夫が言いました。

正論、なのでしょうね。

 

正直、私は次男と向き合うこと、気持ちを受け止めることに疲れてしまって、

もういいや・・・今日はもう考えたくない!

という心境でした。

だって、子どもたちと向き合うのはいつも私ばかりだから。

 

夫もそれに関しては少し反省していたそうで。

子どもたちとも出来るだけ向き合って話をすると約束しました。

どういう心境の変化なのか、どう向き合うつもりなのかわかりません。

わからないけど、子どもを変えるには親が変わらないといけないというのが、夫にも少しは伝わったと願いたいです。

 

中学進学を控えて、次男がどうするつもりなのか、どうしたいのか。

もちろん長男も。

ゆっくりでもいいから、話をしていこうと思います。