ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

中学3年生の通過儀礼 卒業アルバムと修学旅行

 こんばんは。

 

ここ数日の次男は、朝早く6時頃に自分で起きてきます。

8時前後にはお仕事(ぬいぐるみ製作)を開始し、 お昼過ぎには1体完成するというペース。


調子が落ちている時は自分で起きられないし、 起こしに行ってもベッドからすんなり出られない。

お昼近くまでゴロゴロしている時もあります。

そして、起き上がれるようになるまでしばら~く、 私がベッドの横に座って話を聞いてあげるはめになります。

毎日30分から1時間も。

これが連日になると結構しんどくて。


次男の寝起きがスムーズなだけで、私の1日もスムーズ。

この調子が続いてくれたらいいな。

 

長男は今週水曜日だけ登校しました。

まぁ、ぼちぼちだね。

でも、なんだか勉強はやる気です。


1年前はノー勉強。

昨年夏前くらいから小学校の算数の振り返りを始め、 2月に小学校の範囲を終了。

ひとりでは勉強できず、私がつきっきりで教えていました。

中3になった今、やっている内容は中1の範囲ですが、教科書を見 ながら自分で進めています。


2人とも、日々成長しています。


中学3年生の通過儀礼

 

新年度に入り、早速学校から来たお知らせが2つ。

①    卒業アルバムの個人写真撮影について

②    修学旅行説明会について

 

キタキタ。

中学の3年間って本当に短い。

小学校を卒業したのがついこの間のように感じるのに。

 

完全不登校の次男は、卒アルも修学旅行も興味ゼロ。

もちろん両方とも辞退しました。
 

支援級にぼちぼち通っている長男とは、どうする? と話をしました。

 

①卒業アルバムのこと

 

卒アルの個人写真は載らない

購入もしない

 

卒業アルバムの個人写真って、 クラスごとに出席番号順で掲載されますよね。

支援級に在籍している子は、 基本的に交流級のページに載るケースが多いのではないでしょうか 。

少なくとも、 支援級というくくりで掲載されるというケースは聞いたことがあり ません。

 

長男と話をして

「それなら載る意味ないね」と。

 

長男自身は、卒アルに写真が載ることに抵抗はないそうです。

でも、 全く交流していない交流級の子たちの中に並べられるのには違和感 しかない。

交流級の子たちから見ても、きっと違和感ありますよね。

  

そんなわけで、2人とも卒アルの個人写真は載せない、購入もしない。

ということになりそうです。

小学校の時にはこの決断ができなかったけど、今は後ろ髪を引かれるような気持ちはありません。

 

②修学旅行のこと


行くかどうかは別として、修学旅行の内容は聞きたい

説明会には参加せず、個別対応をお願いする


長男は小学校の修学旅行にはフル参加しました。


コロナ禍で行先が県内だったこと。

支援級の先生方による手厚いサポートがあったこと。

支援級の仲の良いお友達が一緒だったこと(今年も同じクラス)

などなど、 周囲の方の支えのおかげでとても楽しく参加することができました 。

自信にもなったし、とても良い経験ができたと思います。

 

さて、中学の修学旅行はどうしましょうね?

 

小学校の時は県内だったので、 いざとなれば途中で迎えに行く覚悟もして送り出しました。

先生との事前の打ち合わせでは、 途中参加の場合の連絡方法なども話し合っていました。

母子で一緒に参加、という案も出ていました。

 

結果的にはみんなと同じようにフルで参加することができたけれど 、学校側とここまでは対応可能、ここからは無理、というお互いの 線引きを話し合えたのは有意義でした。

 

長男は「小学校の一番の思い出は修学旅行!」と言います。

大きな挑戦だったけれど、それだけ得たものも大きい。

誰よりもその価値を感じているのは本人だと思います。

 

だから、 参加すれば絶好の成長の機会になるという認識はある様子。

参加したい気持ちと、不安と、どちらが大きくなるか。

 

今のところは、行き先が京都・奈良と聞いただけで目がキラン♪

行ってみたい気持ちがちらっと垣間見えましたよ。

母は見逃しませんでした。

 

今年、長男には大いに迷って欲しい、と思っています。

迷って、考えて、自分で選ぶ。

それが長男にとっては大きな成長に繋がると思うから。


京都奈良かぁ、私が行きたいな~。