ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

双子次男のひとりっ子な一日

こんばんは。

 

今朝、長男はなんとか無事に修学旅行へ出発することができました。

 

不登校の子が宿泊を伴う修学旅行に参加するのって、とてつもなく高いハードルだと思います。

この1年半ほど友だちとの付き合いがほとんどなく、集団生活もしていない長男。

不安でいっぱいだったと思います。

本当によくがんばりました。

きっと現在進行形でがんばっていることでしょう。

 

修学旅行の朝

 

朝はいつも通り6時に起きた長男。

でも、起きた瞬間から「怖い…」と表情を歪めて、何度もハグを求めてきました。(出発するまで繰り返し…)

 

不安を打ち消すためにあつ森をやったり、You Tube

見たり、畑の様子を見に行ったり。

出発30分前でも、行けるかどうかは五分五分だと思っていました。

 

長男「みんなの行動について行けるかどうか心配…」

eco「全てのことをみんなと同じようにやろうと思わなくていいよ。身体も心もすごく疲れると思うから、休み休みでいいんだよ。楽しみたいことのためにエネルギーを温存するのも大事だよ」

 

泣きそうな顔で不安を訴えてきた長男に、無理はしなくて良いことを伝えました。

 

なんとか着替えをして、なんとか歯磨きをして、なんとか靴を履いて、なんとか出発。

出発式には参加しないことになっていたためバスへ直行すると、担任の先生、引率の先生、同じ支援級の女の子がバスの前で待ってくれていました。

表情は硬かったものの、みんながバスに乗り込んだ最後に、なんとか乗車しました。

 

疑似ひとりっ子

 

長男を無事送り出して、肩の荷が下りた〜! とホッとしたものの、今日の私の役割は次男のお相手。

 

修学旅行に行かない選択をした次男。

行きたい気持ちも本当は少しあったみたい。

参加しなかったことをネガティブに捉えているわけではなさそうだけど、色々思うことはあるのでしょうね。

 

今朝は長男のサポートのために早起きをして、なんと学校まで一緒に送っていってくれました。

自分も同級生がいるところに行きたくないのに。

先生からは「次男くん、ナイスサポート!」と声をかけてもらっていました。

 

長男が帰ってくるまで、次男はひとりっ子を満喫できるスペシャルタイムです。

でも、いざひとりになると寂しそう。

次男「どうしよう、ひとりで何したらいいかわからない…」

 

いつも一緒にいるからといって、四六時中一緒に遊んでいるわけではないのにね。

遊び相手のいるありがたみがわかったんじゃないかしら。

 

おまけに次男は私以上に長男を心配していて、

次男「長男、大丈夫かなぁ…」

と、度々口にします。

せっかくの疑似ひとりっ子でも、どうしても気になるみたいです。

 

今日は次男の希望を聞いて過ごそうと思っていたので、イオンに行ったり、フォートナイトでかくれんぼに付き合ったりして暇つぶししました。

私はフォートナイトの操作が壊滅的に苦手。

かくれんぼに付き合うのが精一杯です。

それなのに一生懸命私に花を持たせてくれようとする次男…優しいなぁ。

 

明日は夫と私と次男で、修学旅行の行き先になっている水族館へ行く予定。

そこだけ修学旅行に合流するつもりでした。

でも、やっぱり同級生がたくさんいる中に入っていくのはイヤなようなので、時間をずらして行ってきます。