ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

長男、おいもパーティーへ

こんにちは。

 

今日の2、3時間目は、支援級合同でおいもパーティーでした。

昨日から参加したいと話していた長男。

でも、朝起きてきた時は「やっぱり緊張する・・・」と表情が曇っていました。

 

長男と話したこと

 

eco「長男はおいもパーティーに参加したいの? それともおいもが食べたいの?

おいもが食べたいなら、さつまいもならうちにもあるし、給食の時に行って、途中まで調理したのをもらって帰ってくることもできるよ。」

 

長男「パーティーに参加したい。でも、参加するかしないかで迷ってる」

 

eco「そうかぁ。じゃあ、ね。おいもパーティーに参加したら得られるものってなんだろうね? 美味しいおいもが食べられる、以外に何かある?」

 

長男「作り方を覚えられる。自信がつく」

 

eco「うんうん。参加しなかった場合に得られるものは?」

 

長男「安心」

 

eco「だよね~。長男は、今自分にどっちが必要? どっちが欲しいと思う?

まだ時間あるから、8時までには決めようか。」

 

8時を待つまでもなく、結論が出ました。

 

長男「ぼく、行くよ。作り方覚えてくる」

 

こんなやり取りの末、長男は無事おいもパーティーに参加してきました。

 

長男を心配する次男

 

朝、私に予定があった都合で、1時間目から登校。

おいもパーティーが何時に終わるかはっきりわからなかったので、帰りは先生に電話をして頂くことに。

 

私は用事を済まて帰宅後、次男のお相手。

模様替えを手伝ったり、タブレットパソコンのドリルをやるのを見ていました。

3時間目に入った後も学校から連絡が来ないので、

eco「長男、がんばってるみたいだねぇ」

次男「帰りたくなっても先生に言えないのかも…。ぼく、言えなかったことある」

なんて話しながら。

何度も「長男、大丈夫かなぁ」と口にする次男。

私以上に心配している姿に、なんだか笑いが込み上げてきてしまいました。

 

結局、電話が来たのは4時間目に入ってから。

先生「長男くん、とっても手際よくやってくれたおかげでもう終わっているんですが、給食まで食べていきたいそうなんです。お迎えは1時過ぎでも大丈夫ですか?」

 

行きの車の中では今日のお昼は家で食べると言っていたけど、まさかの延長。

8時半過ぎから13時過ぎまで、久しぶりに午前中のほとんどを学校で過ごすことができました。

こんなの、いつ以来のことか思い出せないほど久しぶり。

家に帰りついたら、次男が外までお出迎えしてあげていました。

 

充実した疲れ

 

長男が帰りの車の中で、学校での様子を色々話してくれました。

 

とにかく疲れた。

でも楽しかったし、途中で帰りたくもならなかった。

おいもも給食も美味しかった。

職員室にいた先生方にもお裾分けした。

同じクラスの6年生の女の子Mちゃんと、すごく仲良くなった。

おいもパーティーの前後の授業時間は、タブレットで6年生の理科を勉強した。

 

口では疲れたと言っていましたが、表情は充実した疲れという感じ。

重い腰を上げて行ってしまえば、楽しめるんだなぁ。

きっと自信になったと思います。

修学旅行に行くためのリハビリにもなったかな。

 

予想以上に頑張れたことはもちろん私も嬉しいです。

でも、それ以上に良かったと思うのは、朝の不安だった気持ちを切り替えられたこと。

自分がどうしたいのか、何を得たいのか、ちゃんと向き合えました。

この積み重ねをしていけたらいいね。

 

帰ってからしばらくは次男とごろごろしてタブレットを見ていたけれど、今は夫と次男とゲームを楽しんでいます。

テンション高め。

充実感が伝わってきます。