ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

不登校の子の修学旅行 帰還

おはようございます。

 

昨日の夕方、長男は無事に修学旅行から帰ってきました。

くたくたに疲れていたものの、楽しい2日間を過ごせたようです。

 

長男の帰還

 

帰ってきた直後は口数が少なく、本当にもうぐったりだよね…という感じでした。

でも、次男としゃべっているうちにだんだん元気に。

長男「やっぱりお家が一番だね」

 

お土産もいっぱい。

家族ひとりひとりへの小物と、お菓子も色々。

当分お茶のお供に困らないな。

自分のお土産はバレーボール大のぬいぐるみ♪

名前もすでにつけてあって、お気に入りの子になりそうです。

 

なんだか表情がしゃきっとして、長男が急に大人になったような気がします。

 

本人が「ぼく、この2日間で今年一番がんばった」と話していましたが、今年どころか不登校になって以来、こんなに濃密な時間を過ごしたのは初めてだと思います。

数日分、もしかしたら数ヶ月分もに相当するほど、経験値がぐぐぐっと上昇してもおかしくない。

自信もついたでしょうね。

 

本当によく頑張りました。

長男の頑張りが、私もとても嬉しいです。

 

次男の複雑な心境と、改めて感じた双子の難しさ

 

次男も長男が帰ってきて嬉しそう。

テンションが上がって、疲れた長男に色々と世話を焼いていました。

 

でも、長男の土産話を聞きながら晩ごはんを食べていたら、次男の表情が曇っていき…。

次男「ぼくもがんばって褒められたかった。ぼくは何もがんばってない…」

と、気持ちが急降下。

 

次男なりに楽しく過ごせなかった?

長男が出発できるように頑張ってくれたよね?

帰ってきたら気持ちよく休めるように、考えてくれたよね?

と、なだめるのが大変でした。

その後、長男と遊びだしたらすぐに復活していましたが。

 

本当のひとりっ子なら修学旅行に行かない選択をしても、自分は安心できる日常が続くだけです。

安心できる日常が必要な子にとっては、それが正しい選択だと思います。

でも、我が家のように双子で違う選択をすると、やっぱり難しい…。

急に経験値を上げて帰ってきた長男を目の当たりにしなきゃいけないのは、きついよね。

 

本人の意思を尊重して、長男は参加、次男は不参加という選択をした修学旅行。

自分で選んだことではあるけれど、この経験の差は後からもっと大きな差になるな…と感じています。

 

長男の姿を見て、ただただ自己否定して落ち込むのか。

自分も何かがんばってみよう、一歩踏み出してみようと考えるのか。

それは結局、次男次第なんですよね。

 

この1週間、私も何かと精神的に疲れました。

子どもたちもそれぞれお疲れモード。

週末はゆっくり休養したいと思います。