ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

起きていない地震に怯える長男

夏休み一日目。

7時にすっきりした顔で起きてきた双子。

学校がある時とは表情が違います。

普段の土日とも違う。

それだけ夏休みに入って安心しているのでしょうね。

 

緊急地震速報でプチパニックの長男

 

今朝9時半頃の緊急地震速報

あれって何度経験してもびっくりしますね。

(それでこそ意味を成すのですが)

 

2階でYouTubeを見ていた長男は、大慌てで私と次男がいるリビングに降りてきました。

すぐにTVをつけて状況を確認しつつ、長男と次男はダイニングテーブルの下へ。

 

テーブルの下で、次男は意外と冷静でした。

でも、長男の方は完全に怯えていた。

「もはや身体の一部」と言うくらい一番大事なぬいぐるみを抱えたまま、身体を丸く縮めて、

「こわい・・・こわい・・・こわい・・・」

と半泣き。

私はTVから聞こえるアナウンスに耳を傾けつつ、子どもたちの背中を覆うようにして、気持ちを落ち着けられるようにずっと声掛けをしていました。

 

こわいよ・・・いつ来るの?

津波が来たらどうするの?

この子(ぬいぐるみ)と絶対離れない!

こみみは? パパは?

 

長男は半泣きがだんだん大泣きになり、軽いパニック状態。

私は背中をなでながら、声を掛け続けることしかできませんでした。

「大丈夫だよ、ママもパパもいるし、こみみが平気そうにしているうちは揺れも来ないよ」

 

しばらくして揺れが来ないことがわかり「もう大丈夫だよ」と声をかけても、長男はなかなかテーブルの下から出てきませんでした。

 

地震が来るのが怖くて眠れない」

 

泣きじゃくってテーブルの下から出てきた長男、しばらくして落ち着いてくると、こんなことを話し出しました。

 

「今まで話したことなかったけど、ぼくがいつもなかなか眠れないのは、寝ている時に地震が来たらどうしようって考えるからなんだ」

 

長男は普段から寝つきが悪く、夜中に目が覚めて再眠できないこともあります。

「寝るのは嫌い」「寝たくない」としょっちゅう言っています。

まさか地震の心配をしていたなんて、思いもしませんでした。

 

うちの地域は、昔から大きな地震が来る来ると言われています。

そのため幼稚園や学校の避難訓練も熱心で、防災意識がとても高い。

おまけに津波が想定されている地区なので、とにかく自分の命を守ることを最優先に、という防災教育を受けています。

 

でも、実際には子どもたちはほとんど地震を経験したことがなくて、長男にとっては、実態の見えない恐怖だけが植え付けられた状態なのかもしれません。

 

地震だけに限らず、防災教育はこのご時世とても大事だと思います。

何が起こるかわからないし、大人であっても怖い。

でも、過剰な恐怖に怯えるさせるのではなく、いかに落ち着いて状況を見極めるかを教えなければいけないなと、今日のことで実感しました。

でも・・・どうやって?

なかなかの難題ですね。