ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

マイペースさが身を助ける

こんにちは。

 

昨日は不登校ママ友との月イチお茶会でした。

うちの近所のちょっとレトロな喫茶店で、気づけば4時間弱もおしゃべり。

卒業式・入学式と、ハードなイベントをお互いなんとかかんとか乗り越えて、色々吐き出して、ちょっと一息。

リフレッシュできました。

まぁ、まだまだこれからなのだけど。

 

双子も週末は好きなことをして元気に過ごしました。

思ったより入学式の疲れを引きずることもなかったようでホッ。

これも成長ですね。

 

給食登校とちょっと寄り道

 

今日から中学の給食が始まりました。

長男は早速給食を食べに登校。

短縮授業で給食後にすぐ下校だったので、全校生徒が下校する少し前にお迎えに行きました。

 

学校からの帰り、長男の希望で小学校へちょっと寄り道。

ちょうどタイミングよく、双子がお世話になった支援級の先生方に会うことができました。

 

驚いたことに、先生と話していた長男からは「中学校楽しい」という言葉が。

そっか~、楽しいんだ♪

先生方もとっても喜んで下さいました。

 

今日は長男だけ連れて行ったけれど、実は次男も「小学校に行きたい」と言っています。

在校中は滅多に行かなかったのに。

 

もう小学校の在籍ではなくなって、縛られていた何かから解放されたような気持ちなのかもしれません。

卒業してからの方が荷が軽くなって気負わずに学校に行けるなんて、皮肉な話ですね。

でも、次男が外に出たい、誰かに会いたいと思えるのなら、それはそれで嬉しい。

今度連れて行ってあげようと思います。

 

マイペースが大事

 

長男は今のところ中学が楽しいらしく、でも、マイペースに学校に通おうと頑張っています。

 

本音を言えば、身体測定とか身分証の写真撮影とか、いずれやらなければいけないことをする時間に登校して欲しい思いもありました。

先生からも「もし来られそうなら」と、具体的な時間も教えて頂いて。

でも、「ぼく、まずは給食から慣らしていくから。今日は給食だけにしておく」とニコニコと話している長男を見たら、まぁいいか、という気になりました。

 

長男に必要なのは、自分の意思で決めること。

自分は自分、次男は次男と切り離して考えること。

 

次男に引っ張られるように不登校になり、自閉スペクトラム症の特性があることもわかって、この数年で見えてきた長男の課題です。

 

過剰適応で頑張るのでもなく。

初めから100%を目指すのでもなく。

自分のペースで。

スモールステップで。

長男にとっては、理想的なスタートを切れたと言ってもいいかも。

 

次男が動けないと、長男はサイドブレーキがかかったままアクセルを踏んでいるような状態なのだと思います。

スピードもなかなか上がらず、どこまで走れるかもわからない。

普通に走るより、摩耗もずっと激しい。

無理せずに進むのが最善だと思います。

 

小さい頃から、呆れたり困ったりすることの方が多かった長男のマイペースさ。

でも、今となってはこのマイペースさが大事なことなのかもしれませんね。