ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

3年半ぶりの再会と双子のおもてなし

こんにちは。

 

今週は月曜日から私の両親と姉、姪っ子(新小3)が遊びに来ていました。

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今回の来訪は3泊4日。

夜は近くのホテルに泊まってもらいました。

うちには自分時間がないと疲れ果ててしまう子がいるから。

 

些細なことでもストレスになってしまう次男が4日間耐えられるかどうか、正直、心配はありました。

でも、長男はもちろん、次男も、祖父母や従妹と過ごす4日間を目一杯楽しむことができましたよ。

 

両親との再会

 

前回両親に会ったのはコロナ前の夏。

3年半ぶりの再会でした。

 

姉の車から降りてきた母、なんだか背が小さくなったな。

歩調もゆっくりになったし、動きに老いを感じました。

 

同時に込み上げてきたのは、何とも言えない安堵感。

やっと会えたね。

元気でいてくれてありがとう。

どちらからともなく、思わずハグしました。

母とハグをしたのなんて何十年ぶりだろう。

 

父も老いは感じたけれど、淡々としていて、たまに冗談を言うところは相変わらず。

安心しました。

 

双子のおもてなし

 

次男は久しぶりの祖父母との再会に、とっても緊張していました。

(姉と姪っ子には去年の夏に会ったので大丈夫そう)

 

しんどい時はひとりで好きなことをしていてもいい。

子ども部屋で過ごしてもいい。

じぃじもばばちゃん(私の母の呼称)もわかってくれるから。

 

次男には事前にそう伝えてありました。

 

でも、緊張していてもおもてなしの気持ちはあるようで。

ひとりで部屋を出て行くような回避行動はせずに済みました。

 

ただし、長いブランクがある相手と距離を詰めるにはそれなりの時間が必要な次男。

私のところに来て服をつまんでみたり、テーブルを拭き始めたり、落ち着かない様子。

身の置き所がないかのように、みんなの周りをウロウロしていました。

 

何をするでもなく雑談する

なんとなく一緒にいて近況を語り合う

みたいなことが、とてつもなく苦手なのでしょうね。

 

両親も姉も、そんな次男と無理に距離を詰めようとすることはしません。

緊張してるんだな

落ち着かないんだな

と、温かい目で見守ってくれていたと思います。

 

私も、次男には何かやることがあった方が落ち着くだろうと感じたので、

「洗い物いっばいだから、手伝ってくれる?」

と声をかけたら、大喜びでお皿洗いをしてくれました。

 

そんな中、年下の姪っ子の相手をし、みんなの会話を盛り上げてくれたのは長男。

同年代には苦手意識があるようだけど、もともと人懐っこい性格なんです。

しかも思春期男子とは思えない素直さも健在。

上手に場を和ませてくれました。

長男、ナイスフォローありがとう!

 

一緒に過ごす時間に比例して、次男の心も少しずつ開いていきました。

と言っても、何か聞かれたら短く返事をする程度だけど。

5つ下の姪っ子と遊ぶ時だけはテンションも上がり、何かから解放された次男を見た気がします。

 

1日目の夜は長男が作ったパンを食べてもらい、次男からはばばちゃんへぬいぐるみのプレゼント。

どちらもすごく喜んでくれました。

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会えただけで心から喜んでくれるひとがいる。

自分が好きなことをして、喜んでくれるひとがいる。

これって、次に繋がる強いエネルギーになりますよね。

頑張った甲斐があったね。