ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

やっと会える

こんにちは。

 

1、2学期は週4くらいで給食登校していた長男ですが、最近は週2~3回。

3学期はちょっとペースが落ちています。

 

どうやら一緒に給食を食べるクラスメイトがいないようです。

支援級の長男のクラスは全6名(うち1人は完全不登校の次男)

もしかしたら朝や放課後に登校する子がいるのかもしれませんが、給食の時間にはいつも誰もいないとのこと。

 

おまけに1月の半ばから担任の先生が休職されていて、年度内はご不在なんですって。

今は支援員さんが一緒に給食を食べて下さっています。

モチベーションが上がらないのも無理ないのかしら・・・。

 

やっと会える

 

今度の春休み、姉と姪っ子、そして私の両親が遊びに来てくれます。

姉と姪っ子は去年の夏休みにも来てくれたけど、両親に会うのは実に3年半ぶり。

やっと会える。

 

夫の実家は我が家から徒歩3分、私の実家は新幹線と電車なら3時間の距離にあります。

でも、双子は義母よりも私の母との繋がりの方がずっと強い。

小さい頃から度々泊まりに来てくれて、短い時間ながらも生活を共にしたことがあるから。

 

でも、たぶんそれだけではありません。

 

母は不登校や双子の特性についても理解してくれて、ずっと私の心の支えになってくれています。

コロナ禍で会えていない3年半もそれは変わらず。

子ども達の好きなことを応援してくれる。

その子の良さを、小さなことでもちゃんと拾って認めてくれる存在です。

双子はそれをよくわかっているので、母への信頼は厚い。

 

長男は「パンを焼いて食べさせてあげたい」

次男は「ぬいぐるみを作ってプレゼントしたら喜んでくれるかな」

と、祖父母の来訪をとっても楽しみにしています。

 

とはいえ、対人不安のある次男は、久しぶりに会う祖父母に緊張すると思います。

うまくお話できるかしら。

もしできなかったとしても、それを温かく受け止めてくれると思います。

元気な笑顔を見せてあげられれば、それでいいのです。

1ヶ月後、次男の心の調子が良いといいな。

 

私が帰省しない理由

 

周囲からたまに「帰省しないの?」と聞かれるのですが・・・。

双子が生まれて以降、私の実家に帰省したのは13年間で2回だけです。

子どもたちが小学校1年生の時に帰ったのが最後。

 

私が18歳まで住んでいた実家は、チーバくんで言えば鼻の下辺り。

築40年を超すマンションの一室です(メンテナンスはしっかりしているので見た目はキレイ)

都会と言うと語弊があるかもしれませんが、少なくともeco家が住む地域よりはずっと都会。

 

別に両親と不仲とか、地元が嫌いで帰省しないわけではありません。

でも、気を遣いすぎて落ち着かないんです。

 

実家の狭さ(家族の距離が近い、プライバシーがない)

隣室の生活音が気になる(他人との距離も近い)

外に出ても人口密度が高い

足音やドアの開閉音にも気を遣う

などなど。

 

田舎の一戸建てなら保てるパーソナルスペースを確保するのが難しい。

子どもの頃はそれが当たり前だった私でさえ息苦しく感じるのだから、慣れない子どもたちは尚更だと思います。

特に、十分なパーソナルスペースを必要とする子たちだし。

だから今は、元気なうちはこちらに来てくれると言う両親に甘えておきます。

 

あと何回、顔を合わせて親孝行できるだろう。

まだ10年20年と元気でいて欲しいけれど、それは誰にもわかりようがないことです。

この春休みには普段できない親孝行をたっぷりしようと思います。