ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

長男 職場体験へ

こんにちは。

 

今週の次男は調子が良いのか、順調にぬいぐるみ作りに励んでいます。

1日の作業時間が5時間くらい。

頂いていた4つの依頼のうち、2つを既に完遂。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

ぬいぐるみの発送作業をしていた時にぽそっと。

「お別れに慣れてきちゃって悲しい」

ですって。

 

これからもっともっと自分の作ったぬいぐるみとお別れすることになる予定。

お別れの分だけ誰かを笑顔にできるのだと思うと素敵だけどな。

 

不安と緊張とイライラ

 

今日は長男の職場体験の日。

あいにく朝から土砂降りでしたが、なんとか無事に行くことができました。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

遡ること3日前。

登校する車の中で、始終無言だった長男。

先生に会って開口一番、「昼休みに体験先に挨拶の電話をする」と宣言し、見事実行したそうです。

 

長男なりに気持ちを整えて挑戦できました。

うんうん、やるじゃん。

がんばったね。

 

電話でご挨拶はできたものの、今週は不安と緊張でずっと落ち着かず。

ピリピリイライラしている感じも見受けられました。

 

そういう時、長男の次男と夫に遊んで欲しがります。

でも構ってもらえず、イライラむしゃくしゃしていました。

 

自分は頑張ろうとしているのに。

不安を紛らわすために遊びたいのに、わかってくれない。

暇なんだから遊んでくれてもいいじゃん!

 

さらに、自分の欲求を満たしてもらえなかったことで、今度は怒りのベクトルが私に。

私がなんだかんだと相手をしても、気持ちを切り替えられないままなので楽しめるはずもなく。

昨晩は9時前にふて寝してしまいました。

 

長男のこういうところ、すごく幼さを感じるんですよね…。

自分の欲求にしか意識が向かず、他責的になるところ。

これも特性なのかな。

気持ちを切り替えて、自分で自分のご機嫌を取れるようになってくれるといいのだけど。

 

パン屋さんで職場体験

 

今回の職場体験でお世話になったのは、地元のパン屋さん。

将来パン屋さんになりたい長男のために、支援級の担任の先生が体験先を探してくださいました。

 

しかも!

体験には先生が付き添ってくださったのです。

長男にとっては最強の味方。

先生のおかげで渋ることなく、お店に向かうことができました(緊張はしていたけど)

 

もちろんこれは、支援級だからこその特別な待遇。

この配慮がなければ、職場体験には参加できなかったと思います。

 

今、長男の迎えまでの時間を使ってこの記事を書いているので、どんな体験をしているのかわかりません。

でも、憧れのパン屋さんで職場体験できたこと。

緊張を乗り越えて行動に移せたこと。

きっと貴重な経験になるはず。

 

最近考えていること

 

長男と次男を見ていると、当たり前だけど、2人の違いが目につきます。

 

次男はやりたいこととやりたくないことが明確にあります。

自我がとてもはっきりしている。

でも、気分に波があって、やりたいことができたりできなかったり。

 

一方、長男は変わらない日々を淡々と過ごすのが好きで。

やるべきこと、やった方がよさそうなことがあると、感情が大きく揺さぶられる。

本音はやりたくないのだろうけど。

自分の意志を自覚できているのかどうかも、よくわからない。

 

根本的な問題が全然違うんだなぁ…と、最近よく思います。

難しいな。