ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

職業体験を前に久々の登校渋り

こんにちは。

 

朝晩、だいぶ冷え込むようになりましたね。

うさぎのこみみを抱き上げると、もふもふ、ほわ~。

優しく温もります。

あんまりやると嫌われちゃうので、ほどほどに・・・だけど。

 

うちの家族はみんなこみみを抱っこできないんです。

もう4年以上飼っているのに。

こみみと温もりを分け合うのは、私だけの特権です♪

 

もうすぐ職場体験

 

今週は長男の職場体験があります。

 

お世話になるのは、担任の先生のお知り合いのパン屋さん。

特別支援学級在籍で通常級の子たちと一緒に職場体験に行くのは難しい長男のために、先生が交渉して下さいました。

 

職場体験への参加は、長男自身が希望したことでもあります。

パン屋さんのお仕事を体験できる貴重な機会。

たった2時間の体験予定だけど、楽しそうで羨ましいな~。

 

久しぶりの行き渋り

 

ところが、いざ体験の日が近づいてきたら、不安がむくむく膨らんでいるようで。

 

もともと新しい環境、ひとが苦手。

見通しが立たないのが苦手。

自分の判断で動くことが苦手。

そして、自分のネガティブな感情を言語化するのも苦手です。

 

ついに先週の金曜日。

学校の駐車場に着いても、車から降りられませんでした。

 

確かに、家を出る前から浮かない表情でした。

どうも歯切れが悪い。

言いたいことを言えていない感じ。

でも、最近は休みたい時はちゃんと「休みたい」と言えるようになっていたので、大丈夫だと思っていました。

 

その結果、車から降りられず。

しかもちょっと涙目。

 

あらあら。

こんなのって久しぶり。

小学校の時は、これが日常みたいだったけど。

 

私は無理に行かせる気もないし、帰るなら帰ろうと伝えました。

決めるのは本人。

それが一番大事だからね。

 

行き渋りの理由

 

担任の先生とお話したら、行き渋りの理由がわかりました。

 

職場体験を一週間後に控え、体験先に電話でご挨拶をする予定があったんですって。

「お世話になります。よろしくお願いします」

それだけ。

なんならカンペを書いて読むだけでもOK。

 

でも変なところで真面目な長男は

「電話で挨拶できなかったら、職業体験なんて行けるわけない。頑張る」

と、前日に先生に話していたそうで。

自分で自分を追い込み、動けなくなってしまったようです。

 

先生「長男くん、真面目だから頑張らなきゃって思ったんだね~」

 

もともと体験先への電話は、無理しなくて良いという話だったそうです。

それにしても、本当に「いつもと違う」が苦手なんだな・・・。

 

本音はどこに?

 

長男は「べき思考」が強いです(次男も強いと言えば強いですが)

社会的なルールや倫理にもとることは嫌うし、ゼロか100かになりがち。

柔軟な思考が苦手。

 

たぶん、学校に対する考え方も「行くべき」が強いんだろうな。

決して積極的に行きたいわけじゃない。

きっと進路に関してもそう。

 

まさに小児科医P先生のおっしゃっていたコレ ↓

eco-hs-o.hatenablog.com

 

長男「職場体験は行きたい。パン屋さん楽しみ」

 

でもきっと、不安で怖くて、自信が持てない。

持てないけど、行かなきゃ。

 

行きたい気持ちも本音ではあるのでしょうね。

楽しみと不安、どっちが大きいのかな。

長男の本音はどこにあるのか、難しいです。