ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

いつの間にかなくなった長男の行き渋り

こんにちは。

 

太平洋側に住む我が家はとってもいい天気。

空が澄んでいて、空気がちょっとひんやりしています。

 

こんな風に天気の良い日には、学校の3階から富士山が見えるそうです。

「富士山、もう雪で真っ白だったよ」と、嬉しそうに報告してくれる長男。

富士山を見ると元気が出るそうです。

 

いつの間にかなくなった行き渋り

 

最近の長男は、順調に給食登校を続けています。

家での勉強もぼちぼち。

歩みは遅いけれど、前進していることは確かです。

 

今日は支援級のイベントがあり、朝8時半に登校しました。

学校が借りている近所の畑に行って、冬野菜の植え付けをしたそうです。

(耕運機を体験したり、土にビニールのシートを敷いたり、なかなか本格的で楽しかったらしい♪)

 

小学校の頃、長男は五月雨登校でした。

週に3~4日登校したり、2週間パタッと行かなくなったと思ったら急に登校したり。

でも、続けて登校することはなかなかできなくて。

常に行き渋りと闘っている状態でした。

 

中学に入った当初は多少行き渋ることもあったけれど、それがいつの間にかなくなっていました。

今は、行く前の表情が以前とは全然違います。

 

行き渋りがなくなった理由

 

行き渋りがなくなった理由はいくつか思い当たります。

 

中学の支援級が安心して通える場所になっているから。

日々の出欠席もイベントの参加の仕方も、自己決定できているから。

(イベントなどの参加の仕方は、長男と担任の先生で相談して決めています)

 

というところかな。

長男が自己決定できるようになったのは、本人の成長であり、親の成長の結果でもある気がします。

 

きっと以前の長男は、私や夫に否定されることを恐れて自己決定ができなかった。

実際、否定的な言葉で返してしまうことも多々あったし。

でも、徐々に夫と私の意識が変わってきて、肯定的に受け止めるようになりました。

長男にもそれが伝わったのでしょう。

 

今は休みたい時には「今日は休む」「行きたくないな」と言えるようになっています。

NOを言っても大丈夫と思える環境がある。

だから行き渋る必要がなくなったのですね。

 

今日の長男、よくがんばりました。

畑と学校の往復で沢山歩き、畑仕事も積極的に参加したようです。

日頃運動不足の子にはなかなかハードだったはず。

明日は休息日かな。

それはそれで我が家的にはOK。

明後日のために英気を養ってもらおうと思います。