ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

過剰適応の次男ができるようにしたい3つのこと

 

前回の続きです。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

次男に対する新しい児童精神科の先生の所見は、過剰適応ということでした。
 
心と身体を繋いでいるのは「不安」なのだそうです。
 
 自分を押し殺して苦しくなるほどに過剰適応してしまい、さらに先を想像して不安になってしまう。
すると、お腹が痛くなったり、頭が痛くなったり、吐き気などを訴える。
 

 不登校初期の次男は、教室に入ろうとするとうずくまってしまうほどの腹痛に襲われ、泣いていました。

その頃はほんの少しのプレッシャーを感じるだけで激しい腹痛。

聴覚過敏もひどかったようで、よく耳も塞いでいました。

 

どれだけ不安を抱えていたのだろう・・・。

 

過剰適応の次男ができるようにしたい3つのこと

 

●SOSを出せるようになる

●HELPを出せるようになる

●ここまではOK、ここからはNGと線引きできるようになる

 

要は自分の心の声を聞いて、それを伝えられるようになれば良いのです。

 

今は不登校初期のような身体症状はほとんどありません。

聴覚過敏もそこまでひどくありません。

 

でも、今のところ次男が本当の意味でSOS、HELPを出せる相手は私だけです。

家の中でさえ、夫がいるときにはいい子になってしまいます。

 

必要なのは夫の意識改革かもしれない

 

夫は決して厳格なタイプではないです。

子どもたちとの関係も悪いというわけではなく、休みの時には一緒にサッカーをしたりもしてくれます。

でも、敏感すぎる次男には威圧的に感じたり、否定的に感じてしまうことも度々あるようです。

 

次男「勉強もお手伝いもしたから、ゲームやりたい」

夫「えー、今から? 外で遊んできなよ」

 

次男はそもそも私に対してはこんな言い方をしません。

「パパは勉強とお手伝いをしないとゲームをやらせてくれない」という心理が働いているのだと思います。

 

問題は夫の返し方にあるのかも。

次男の気持ちを受け取めていない。

「天気が良いのだから子供は外で遊ぶべき」という夫の考えを押し付けています。

 

次男「パパ~、将棋やろう」

夫「えー、今頭使いたくないよ」

 

これも次男の気持ちは受け止めず、夫の気持ちだけで拒否。

 断ることも、夫の考えを伝えることも構わないんだけど、ちゃんと次男の気持ちを受け止めてあげてほしい。

 

まずはここからか…気が遠くなります。

 

今まで子供たちのことで何度となく夫とぶつかってきましたが、なかなかに頑固な夫。

自分が変わろうという姿勢にはならないのです。

でも幸い今は家族で家で過ごす時間が多いので、まずは意識的に子どもの気持ちを受け止めるところからですね。