前回の続きです。
不登校初期の次男は、教室に入ろうとするとうずくまってしまうほどの腹痛に襲われ、泣いていました。
その頃はほんの少しのプレッシャーを感じるだけで激しい腹痛。
聴覚過敏もひどかったようで、よく耳も塞いでいました。
どれだけ不安を抱えていたのだろう・・・。
過剰適応の次男ができるようにしたい3つのこと
●SOSを出せるようになる
●HELPを出せるようになる
●ここまではOK、ここからはNGと線引きできるようになる
要は自分の心の声を聞いて、それを伝えられるようになれば良いのです。
今は不登校初期のような身体症状はほとんどありません。
聴覚過敏もそこまでひどくありません。
でも、今のところ次男が本当の意味でSOS、HELPを出せる相手は私だけです。
家の中でさえ、夫がいるときにはいい子になってしまいます。
必要なのは夫の意識改革かもしれない
夫は決して厳格なタイプではないです。
子どもたちとの関係も悪いというわけではなく、休みの時には一緒にサッカーをしたりもしてくれます。
でも、敏感すぎる次男には威圧的に感じたり、否定的に感じてしまうことも度々あるようです。
次男「勉強もお手伝いもしたから、ゲームやりたい」
夫「えー、今から? 外で遊んできなよ」
次男はそもそも私に対してはこんな言い方をしません。
「パパは勉強とお手伝いをしないとゲームをやらせてくれない」という心理が働いているのだと思います。
問題は夫の返し方にあるのかも。
次男の気持ちを受け取めていない。
「天気が良いのだから子供は外で遊ぶべき」という夫の考えを押し付けています。
次男「パパ~、将棋やろう」
夫「えー、今頭使いたくないよ」
これも次男の気持ちは受け止めず、夫の気持ちだけで拒否。
断ることも、夫の考えを伝えることも構わないんだけど、ちゃんと次男の気持ちを受け止めてあげてほしい。
まずはここからか…気が遠くなります。
今まで子供たちのことで何度となく夫とぶつかってきましたが、なかなかに頑固な夫。
自分が変わろうという姿勢にはならないのです。
でも幸い今は家族で家で過ごす時間が多いので、まずは意識的に子どもの気持ちを受け止めるところからですね。