ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

1学期の総括、面談をしてきました

子どもたちの学校はあと3日で夏休みに入ります。

例年ではこの時期、三者面談があります。

でも、今年はそれも中止。

希望すれば随時対応してくれるので、今日の午後に面談してきました。

 

学校の先生ってやっぱり…

 

面談の内容を一言で言うと、

やっぱり学校の先生は「子どもが学校に来ることが大事」なんだな~…

と感じる内容でした。

 

この1学期、子どもたちの出席率は時間数にすると3分の1弱だそうです。

まぁ、そんなもんですよね…。

この時間をどう捉えるか、恐らく先生方と私ではだいぶ認識が違う気がします。

 

支援級の先生方は子どもたちの安心を一番の目的に据えて、いつも柔軟に対応してくださっています。

でも、やっぱり先生としては、きちんと支援をするには時間が全然足りないと考えているようです。

 

〈長男に関しての見解〉

 

学校に来て、お友達や先生との関わりの経験値を上げて欲しい。

SOSを出す経験を積み重ねることが大事。

勉強というより、色々な人間関係や状況判断を学ぶための支援が必要。

せめて2時間目の後くらいに登校できると、経験の幅が広がる。

 

〈次男に関しての見解〉

 

苦手なものを避けるのではなく、まずはその場にいることから始めて欲しい。

ゼロに何を掛けてもゼロ。

次男の場合、経験値が自信に繋がりやすい。

だからこそ経験値を上げて欲しい。

3学期には授業に参加はできなくても、1日学校で過ごせることを目標にしたい。

次男ならそれだけで沢山得るものはある。

 

私も先生方と根底にある想いは一緒だと思います。

子どもたちの生きづらさが少しでも楽になるように、いずれ自立できるように。

でも、なんていうか、温度差をすごく感じてしまうんです。

 

私は毎日家で子どもたちの葛藤を目の当たりにしているので、今の状態が精一杯だということがわかっています。

先生は「無理をさせるつもりはないけれど」と一言添えるのを忘れない…でも、無理だから、今の状態なんです。

あなたたちは出来るから、将来のためだから、と負荷をかけて、本人の気持ちが置いてきぼりになるのは得策とは思えません。

 

中学、そして中学より先のこと

 

先生「まだ早いと思われるかもしれないですが、中学以降の進路についても考えていかれた方がいいと思います」

 

発達支援学級に籍を置く子は、子どもが幼いうちから進路について考えている御家庭が少なくないそうです。

 

中学で支援級か普通級か?

普通級を目指すなら、今から段階的に準備をしていく必要がある。

高校は?  その先は?

 

私は中学は支援級、高校は通信制が良いのでは?と漠然と考えています。

中学に行けなければ、適応指導教室やN中等部みたいな選択肢もある。

中学のうちに本気でやりたいことを見つけて自立への道筋が見えてきたら、高校卒業資格もなくても良いと思っています。

 

中学生になって、今よりもっと世間のことも自分のこともわかるようになった時、自分で考えて判断して欲しい。

きっとできると思います。

世間一般のレールを行くのではなく、自分だけのレールを自分で敷いて進めばいい。

もちろん、簡単なことではないけれど。

私にできるのはレールを敷くことではなく、相談にのったり、レールを敷きたい先にある障害物を取り除く手伝いをすることなんじゃないかな…。

 

先生「長男くんも次男くんも賢い子なので、今からもう少しずつそういう話をしても良いかもしれませんね」

 

「こうしなきゃいけない」ではなく、いずれ選択するための準備は必要なのかもしれません。

 

今回の面談で、これはやろうと思いついたことがあります。

それは、子どもたちそれぞれとの時間をしっかり取ること。

 

今までも“ママ独占タイム”を大事にはしてきました。

でも、特に計画性があったわけではないので、途中でもう一方にじゃまされたり、不公平感を訴えられたり…。

なのでちょっと計画的に(私の中で)、ある程度の時間をしっかり割いて、色々話をしたり楽しいことをしようと考えています。

 

さて、その時間をどうやって捻出しようかな…。