ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

支援級の自立活動で野菜の苗を植えました

休校が5月末まで延長になり、GW明けに登校日がありました。
2時間だけの登校です。

登校してしまえば楽しそう


1時間目は支援級の自立活動の一環で、野菜の苗を植える時間でした。


我が家の畑大臣である長男、野菜を植えるために1時間目に間に合うように登校♪
次男は欠席するというのでお留守番。
私は長男の付き添いです。


長男が選んだ野菜はオクラ。
オクラ大好きなんです。
家でも毎年植えているけど、学校でもオクラを育てたいそうです。
苗を植える作業もお手のもの。


支援級には土いじりが苦手な子や、アリが一匹いるだけで固まってしまう子もいます。
自分の作業をさっさと終わらせた長男は、低学年の子のお手伝いもしてあげていました。
いい感じ♪


登校前は、野菜を植えるのだけやって帰りたいと言っていましたが、勇気を出して中に入ってしまえば楽しい長男。
2時間目は1週間分の課題の説明だけだったから、ほとんどドミノで遊んで過ごしていました。
支援級には魅力的な知育玩具が色々あります。
長男が好きな感じ。


飛び飛びでしか登校ができない今、子どもがクラスに慣れることを第一目的としてくれているのがわかります。
自然と2人ずつとかに分かれて好きな遊びをしていたけど、みんな笑顔でした。

次男を見守る距離は、長男より少し近いです


この日は登校できなかった次男は、翌日に野菜の苗を植えてきました。


自分で「今から行く!」と言ったものの、車で学校に着いても、しばらく降りられず。

「どうしよう。こわい」

と、身を固くしていました。


次男はたびたび学校を「こわい」と表現します。


学校が「こわい」ってどういうことなんだろう?
お友達がこわい?
先生が?
何かに失敗するのが?


次男の不登校が始まった時から、ずっと考えていました。
最近、少しわかってきた気がします。


次男にとって学校は、自分らしく居られない場所のようです。
自分らしく居られないことが「こわい」のかもしれません。


それでも、しばらくしたら意を決して

「がんばって行く! それですぐ帰る!」

と自ら校舎へ向かいました。


タイミング良く支援級の先生が畑で作業していたので、挨拶をして、私は少しだけ離れて見守り。
次男を見守る時は、長男を見守るよりも距離が近いです。
長男は会話が聞こえない距離でも平気で、視界に私が入っていればOK。
次男は会話が聞こえる距離、SOSが出しやすい距離にいます。


次男も野菜の苗を植えるのは手慣れたものです。
手順もバッチリ。
でも、だからといって自分なりに進めたりしないのが次男。
ひとつひとつ、先生の指示を待ってからやっていました。


無事に作業を終えると、本当にすぐ帰りました。
先生は少し話したそうだったけど、意を汲んでくれたと思います。
今はこれで充分!


通常通り学校が再開しても、次男が安心して登校できるようになるには道のりは遠そうです…。