ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

支援級での個別対応

うちの市では今週は2~3日の登校、来週からは毎日の登校で段階的に授業時間数を増やしていくようです。

給食は6月からなので、週の後半はお弁当持ちです。

 

緊急事態宣言が解除されて、学校再開も前倒しになったわけですが、うちの子たちは意外にも何も言わなかったな・・・。

無理に行かなくてもいいと思ってるからかな。

 

その子に合ったドリルを、その子に合ったやり方で

 

双子が5年生になって、未だ漢字ドリルと計算ドリルが手元にありません。

支援級では個人のペースや特性にあったドリルを個別購入するそうです。

 

低学年は支援級の先生が選定したそうですが、5、6年生は本人の意向を聞いて選ばせてくれました。

選ぶポイントとなるのは、

 

・国語、算数で交流級の授業を受けるのならば、交流級と同じものが必須

・そもそも現学年のドリルでよいか?

・交流級と同じものにするか、違うものにするか?

・交流級と違うものならば、学習内容のレベル、キャラクターなどを選べる

 

うちの双子の場合、当面の間は交流級で授業を受ける予定はありません。

大人数の中に入っていけないし、まずは自分の在籍する支援級に慣れることが最優先なので。

2学期、3学期になれば、もしかしたら交流級の授業に参加することもあるかもしれません。

学校のドリルは年間2冊か3冊の学期ごとに分かれているので、もし交流級と同じものにしたければ、途中で切り替えることが可能です。

 

私「漢字ドリルと計算ドリル、5年生のにする?

  計算ドリルは5年生で、漢字ドリルは4年生とかでもいいよ。」

次男「え~、5年生のでいいよ」

長男「ぼくも5年生。でも、みんなと一緒じゃないのがいい。

   どんなキャラクターのがあるのかな?」

 

次男は3年生の5月から一切授業を受けていません。

長男は3年生の7月頃から虫食い状態で、4年生では理科の数時間を除いて授業は受けていません。

 

この2年間、家庭学習を細々とやってきて、計算ドリルと漢字ドリルはなんとか全て終わらせてきました。

授業を受けていないので、定着していない部分がちょこちょこありますが。

それでもたぶん長男は問題ない。

次男は若干心配だけど、現学年のドリルでもついていけないことはないと思います。

何より、本人もプライドがあると思うので、そこは尊重して。

 

ドリルの使い方も、子どもに合ったやり方を探りつつ柔軟に対応してくれるようです。

次男は内容が理解できれば、学校ではいい子になるのでがんばってやると思う。(「いい子になる」ってところが問題だけど)

長男は少量ずつ、明確な期限を設けてあげるとできる。

こういうことも、担任の先生に伝えておいた方がスムーズかな。

 

自分で選んだドリルでやる気が出るといいな

 

登校日の放課後に、計算ドリルと漢字ドリルを選ばせてもらいました。

選択肢は4種類ずつ。

それぞれキャラクターが違い、問題数が少な目だったり、図解が多く取り入れられていたり。

交流級と同じものも選択肢のひとつです。

 

双子が選んだのは、計算も漢字もマリオのキャラクターのドリル。

内容的には交流級が使うものと一番近いかな。

先生も「同じ内容でもキャラクターでテンションが少しでも上がるならその方がいいよ♪」と推してくれました。

 

漢字ドリルの副本のような形で、漢字の練習帳も選ぶことができました。

書き取りの宿題の代わりに、その練習帳を使うのも有りだそうです。

私はこれ使うといいなぁと思っていたのですが、2人とも「いらない」と。

 

「え~・・・じゃあ、普通の書き取りやるの?」

 

と口から出そうになりましたが、堪えました。

 

本人がやってみようと思うのなら、やってみればいい。

「やらないでしょ」と思っても、私が先回りしてはいけないですね。

やれなければ、やれる方法を探せばいい。

支援級の先生方の柔軟な対応が大いに参考になります。