ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

好きだからこそ楽しめないこともある

今朝の次男は、イージーキューブという立体パズルを熱心にやっていました。

算数には苦手意識があるけれど、図形は好きなようです。

 

うさぎのこみみに問題のカードを選んでもらっていました。

紙製品はなんでも齧りたいこみみは、次男に差し出されたカードを鼻先でツンツン。

次男「こみみすごいよ。

   1通りとか2通りしか答えがない問題ばっかり選ぶんだよ」

こみみが選んだ難易度の高い問題をきっちりクリアして、ご機嫌な次男でした。

イージーキューブ、大人がやっても楽しいです。

 

楽しい家庭科

 

今日の双子は給食前に登校し、6時間目まで頑張ってくることができました。

 

6時間目の家庭科では、胡桃の殻を使って針山を作ったそうです。

コロコロしていて、なんだかスイーツみたいで可愛い♪


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3つ作ってきた次男が「ひとつママにあげる」と言ってくれたので、赤いチェックの柄のものを貰いました。

 

普通級の家庭科の授業がどういう風に進んでいるかわかりませんが、支援級の授業、実習が多めなのかな?

作るものも工夫があって楽しそうです。

 

好きだからこそ楽しめないこともある

 

もの作りが好きな次男は図工と家庭科が好きです。

でも、図工よりも家庭科の方がずっと出席率が高いです。

 

家でもしょっちゅう絵を描いたり工作をしているので、満たされているということもあると思いますが、図工の課題となると自由が利かないことがネックになっているように思います。

技法やテーマが決められていて、決められた時間内に仕上げなければならないというのは、次男にはプレッシャーなのだと思います。

 

自分の発想で直感的に描きたい、作りたい次男。

こだわりだすと、クオリティに満足できるまで時間をかけたい。

逆にクオリティに満足できないと、もう次男にとってはゼロなんです。

破って捨てて、なかったことにしたい。

 

次男にとって図工の授業は、好きだからこそ楽しめないもののようです。

 

一方、家庭科でやっている手芸は、まだまだ初心者です。

自分で創意工夫できるほどの基礎がないので、教えられた通りに作ることを純粋に楽しめるのだと思います。

 

一学期の家庭科は今日で最後でした。

新型コロナウイルスの影響で、今学期は調理実習がありませんでした。

長男も次男もそれにはがっかり。

2学期に無事調理実習ができることを楽しみにしています。

世の中は楽観視できない状況が続いていますが、子どもたちの楽しみが奪われなければいいなと思います。