ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

気持ちの切り替えが苦手な長男

まだハロウィンが終わっていないのに、お店には早くもクリスマスグッズが並んでいますね。

クリスマスが大好きな次男は「もうクリスマスツリーを飾ろうよ」と言っています。

子どもたちが楽しい気持ちになれるなら、そうしてもいいかな。

 

今日の長男は給食を食べに登校しました。

次男は欠席。

先週は給食を食べに行けた日もあったけれど、連続して行くのは難しいようです。

 

「まって」

 

長男の口癖は「まって」です。

1日に10回も20回も「まって」と言います。

 

次男に「遊ぼう」と誘われても「まって」

「ごはんできたよ」と声をかけられても「まって」

「TV消して」と頼まれても「まって」

予告しておいた時間に「もう出かけるよ」と言われても「まって」

 

「まって」と言う時の長男は、本を読んでいたり、TVを観ていたり、ゲームをやっていたりして集中しています。

そういう時に声を掛けても、まず、さっと動くことがありません。

 

要するに、気持ちの切り替えがものすごく苦手なのだと思います。

 

気持ちの切り替えが苦手な子への対応

 

マイペースすぎる長男の性格はよくわかっているので、次男も含め家族の中では、長男への声掛けのタイミングを見計らっています。

 

急ぐことでなければ、長男の集中が途切れた時に声掛けする。

時間が決まっている時は明確に時間を伝え、早めに声掛けをする。

 

次男が遊びに誘う時も、長男が何かに集中していると、しばらくは声掛けを我慢していたりします。

せっかちで思い立ったらすぐ行動に移したい次男が。

しばらく待って、そろそろいいかな?と声を掛けてみても、まだ「まって」

そりゃ、次男もイラっとしますよね。

 

気持ちの切り替えが苦手な子への対応は、その子のペースを尊重した方がいい。

ということは、重々承知しています。

が、付き合う方はかなりの忍耐を要します・・・。

なにせ本人は待たせて悪いと思っているわけでもなく、待ってくれてありがとうと感謝するわけでもないので。

 

学校生活は切り替えの連続だと思います。

授業と休み時間の切り替えだけではなく、授業ひとつを取っても。

先生の説明を聞く→ノートに書く→問題を解く→先生の説明を聞く

みたいに、小さな切り替えの連続です。

 

長男にとっては、これが相当苦痛なことだったのではないかと今は思います。

でも、社会に出てからも、多くの仕事は切り替えの連続なのでは?

切り替えの苦手な子は、どう社会に適応していけばいいんでしょう。

 

裏を返せば、それだけ集中してのめり込めるということ。

長所を活かせる生き方、見つけていきたいです。