ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

コロナと不登校と仕事の話

だいぶ季節が進んで、朝が冷えこむようになりましたね。

週末、クリスマスのアドヴェントカレンダーを飾りました。

12月1日からクリスマスイブの24日まで、1日ひとつずつ窓を開けていくと小さなお菓子が入っています。

クリスマスまでのカウントダウンができて、且つ毎日のお楽しみになるので、双子は毎年アドヴェントカレンダーを楽しみにしています。

 

今日は2人とも欠席。

次男はすっかり完全不登校化していますが、長男も欠席する日が増えています。

毎日、自分でどうするか決めているとはいえ、ずっと家にいる次男の影響を受けないというのは無理なようです。

 

私の仕事とコロナの話

 

私は建築関係の会社に勤めています。

勤めていると言っても、基本的に在宅ワーク

必要があれば事務所や現場や取引先に出向くというスタイルです。

もう6年くらい、このスタイルで仕事をしています。

 

不登校初期、次男の母子分離不安が強かったり、学校への送迎や付き添いが必須だったり、在宅ワークだから融通が利いて助かったということがたくさんあります。

理解のある社長のおかげで、仕事を続けることができています。

 

ところが、コロナの影響がうちの会社にもじわじわと出てきました。

4、5月の緊急事態宣言下では、海外からの資材が入って来なくなるなど、現場では困ることが色々あったようですが、私の仕事には直接的な影響はありませんでした。

でも、コロナ禍が長引いてきて、世界中が経済不安に陥っている今、新規の仕事が減っているようです。

 

そもそもコンスタントに仕事がある業界ではありません。

経済不安により人々の財布の紐が堅くなると、まず一番に住宅のような大きな買い物を控えようとします。

家を建てたいと考えていた人も、今はちょっと止めておこうと慎重になります。

そして、その影響がはっきり現れてくるのが、だいたい半年後。

今がまさにそういう時期です。

恐らく、業界全体で仕事が減っているのだと思います。

 

会社として新規の仕事がないということは、私が家でできる仕事がないのです。

パートなので、仕事がないと収入もありません。

そのため、ここ最近はちょくちょく事務所に出向いて仕事をしています。

週に数回、午前中に2~3時間程度、事務作業などをしています。

 

今の自分に合った持続可能な働き方をしたい

 

子どもたちが不登校になってからは、ほとんど在宅で仕事をしてきました。

今は数時間でも子どもたちから離れることが気分転換にもなったりしています。

四六時中子どもたちと一緒にいると、見たくないことばかり目について、言わなくて良いことをつい言いたくなるので。

 

今まで

送迎が必要だから、柔軟に動けるようにしておかなきゃ。

子どもたちに勉強を教えなきゃ。

しっかり遊び相手もしなきゃ。

お昼ご飯も栄養を考えて用意しなきゃ。

 

という考えに縛られて、在宅で仕事をすることにこだわっていましたが、私がいくら頑張ったところで子どもたちは動かない。

結局、私が家で仕事をしていても、出かけていても、子どもたちの生活は特に変わらないようです。

 

長男は給食を食べに登校することもあるので、そこは柔軟に対応できるようにしています。

また、長男は長時間のお留守番は不安だと言います。

なるべく夫が家にいる時に事務所で仕事をして、長男の不安が強くならないようにと考えています。

次男も私と色々お話したい時があるし、一緒に遊びたいと言うこともある。

私自身、時間と心に余裕を持たないと、子どもたちを受け止めてあげられる自信がありません。

 

現状、1日中家を空けて外で仕事をすることはできませんが、短時間ならなんとかなっています。

理解ある職場のおかげです。

そして、双子も少しは成長したなと感じます。

考えてみたら、贅沢な働き方ですね。

無理を重ねるのではなく、自分に合ったちょうど良い働き方を探っていきたいと思います。

 

とは言っても、会社が潰れてしまっては本末転倒。

このコロナ危機をなんとか乗り切って欲しいです。