ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

完全不登校になったら、朝起きられるようになりました

昨日、長男と出かけた先でJAのファーマーズマーケットに寄りました。

お目当ては野菜と長男の好物の干し芋

お留守番することを選んだ次男にも何かお土産をと思い、ガーベラの花束を買いました。f:id:eco_hs_o:20201212163230j:image

 

次男はお花が大好きです。

なかなかお花をお土産にする機会なんてないので、次男が一番喜びそうなものを探し、薄いピンクと濃いピンクのグラデーションがキレイなガーベラの花束に決めました。

 

家に帰って花束を渡すと、

「お花もらったの初めて。しかもピンク! ママはぼくの好きなものをよくわかってるねぇ」

と大喜びの次男。

少しでも、次男の癒しになりますように。

 

完全不登校になったら、朝起きられるようになりました

 

最近、子どもたちは以前より早起きです。

早起きと言っても、6時半から7時の間くらい。

 

不登校になる前のことを考えると、ずっと遅いです。

でも、不登校になって、それでもなんとかして1日に少しでも登校しようと頑張っていた時は、私が7時に起こしに行っても起きることができませんでした。

布団の中で悶々として、気づけば8時過ぎ・・・なんてことも。

 

それが完全不登校になってから、朝起きられるようになりました。

7時前に自分から起きてくることも度々あります。

そうでなくても、私が起こしに行けばすんなりとベッドから出られるようになりました。

 

学校に行くという不安がなくなって、気持ちが軽くなったのでしょうね。

次男は朝ごはんの前に少しゲームをやって、長男は時間をかけてすごくきれいにベッドメイキング。

朝からそれぞれのペースで動いています。

 

ただ、夫が日勤の時だけは朝の時間が重なります。

夫は朝っぱらから顔も洗わずにゲームをやっている次男にイライラ。

次男は夫のイライラを感じ取って気持ちが萎縮してしまう。

お互い良いことにならないので、日勤の日の朝は、双子に子ども部屋で過ごしてもらっています。

根本的な解決にはなりませんが、お互いがより穏やかな気持ちでいられることが大事だと思います。

 

次男が久しぶりに外に出ました

 

次男はここ最近、ほとんど外に出ていません。

お出かけの予定をしてもドタキャンが多くて、がっかりさせられることが何度も続きました。

外に出るのは10日ぶりくらい。

外と言っても家の庭ですが。

庭の畑に、一緒にチューリップの球根を植えました。

 

外出すれば否応なく他人がいます。

他人の目が気になる次男は、別に自分が注目されるわけではないと頭でわかっていても、今は他人の目を避けたいのかなと思います。

 

数日前から、次男には

「土曜日にチューリップの球根を植えようと思うから、もし気持ちが向いたら一緒にやろう」

と声を掛けていました。

 

無理なら長男と2人でやればいいし、次男の気持ち次第でOK。

家の庭で30分もかからない作業なら、他人の目もない。

嫌になったらすぐ家に入ることができる。

ハードルを出来るだけ下げて、次男がYesもNoも言いやすい状況を整えて。

 

今日の次男は朝から気持ちも安定していたようで、

「そろそろチューリップ植えようと思うんだけど・・・」

と声を掛けたら

「ぼくもやるよ!」

とついてきました。

 

せっかくなので、チューリップを植えるレイアウトも子どもたちに考えてもらうと、歴代の金魚ちゃんたちのお墓の近くに植えようと決めていました。

土を耕すのはほとんど私がやったので、作業もスムーズ。

20分ほどで、20個の球根を植えました。

 

手で土を触って、丁寧に球根に土をかけて。

冬の空気を肌で感じて。

こういう実体を身体で感じることって、とても大事だと思います。

 

私は次男が外に出られただけで、すごく嬉しかったな。

また気持ちが向いた時に、水やりにも誘ってみようと思います。