ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

急な放課後登校

こんにちは。

 

昨日の寒さから一転、今日はぽかぽか日射しが暖かかったです。

週末は4月下旬並みの気温になるとか。

庭のチューリップとヒヤシンスが芽吹き始めて、スナップエンドウも花がつき始めています。

まだ寒い日もあるけれど、春の足音が近づいていますね。

 

急な放課後登校

 

昨日の夕方、学校から電話がありました。

「今日の給食、選択メニューのクレープだったので取っておきました! 良かったら取りに来ませんか?」

 

わざわざ気を利かせて電話して下さるとは。

私がひとりで取りに行っても良かったけど、長男は金曜日の今日、放課後登校をするつもりでいたので、1日前倒しにできないかダメ元で聞いてみました。

(じゃないと、私だけ2日連続で学校に行くことになるし)

長男「いいよ・・・明日は行かなくていいってことでしょ?」

急な予定変更は嫌がるかと思いましたが、意外にもOKでした!

 

学校では先生と少しお話して、クレープと支援級で育てた玉ねぎ1つを頂いて帰ってきました。

今、クラスのみんなは、6年生を送り出すための準備を進めているとか。

今年度も残り1ヵ月くらいですものね。

5年生はこのままの状態で終わるのかなぁ・・・。

 

長男はこうやってちょっと押せばできることが多いです。

勉強もお手伝いも、やろうと思えば、できる。

だからつい期待してしまうし、求めてしまう。

でも、なんで自分だけ・・・という不満が溜まったり、自分は頑張っているのに報われていない気がしたりするようです。

家に帰ってから、急な予定変更に対応できたこと、気持ちを整えて学校へ行けたことを褒めました。

 

カタン

 

昨日の晩ごはんの後は、家族4人でカタンをやりました。

ドイツ発祥の有名なボードゲームです。

「ごはん食べたら、みんなでカタンやろう」と提案したのは次男でした。

 

うちはボードゲームの類は色々ある方だと思うのですが、次男が一番好きなのがカタンです。

戦略も必要、運も必要な、バランスが良くて展開が面白いゲームで、私も好き。

戦略にプレイヤーそれぞれの性格が表れるところも面白いです。

ただ、頭を使うし、1ゲームに1時間くらいかかるので、エネルギーがないとやる気が出ないゲームでもある。

次男がカタンをやりたいと言う時は、気分が良い時なんです。

 

昨晩の次男は、ゲーム展開も調子良く進んでいました。

ところがこのゲーム、たまにどんでん返しが起こります。

次男の勝利目前というところで、なんと長男が逆転勝利。

自分の勝利を確信していた次男、号泣でした。

長男を非難する言葉も次々出てくる。

 

悔しいのはわかる。

でも、長男はズルをしたわけでもないし、そういうゲームなので。

私としては、いい勝負だったな~という展開で楽しかったです。

しばらくしてからそう伝えると、

「うん・・・楽しかった。今日はいつもと違う戦略でやってみたんだよ」

と、少し落ち着いたようでした。

 

勝ちか負けか、100か0か、白か黒かで考えがちな次男。

以前はこういう時に「やらなければよかった」「二度とやらない」とよく言っていました。

少し成長しました。

 

みんなでカタンをやろうという気持ちになれたこと。

勝負に関わらず、楽しめる要素を見つけられたこと。

それだけで花まるです。