ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

諦めと覚悟

今朝、6時半頃に起きてきた長男。

暇つぶしに私の読みかけの料理雑誌を眺めていました。

「ねぇ、スクランブルエッグ作っていい? 材料あるかな?」

 

次男はいつも唐突だけど、長男もなかなかです・・・。

朝の忙しい時にキッチンを占拠されると困るのですが、お弁当も作り終えていたのでお願いしました。

大根の葉としらす入りのスクランブルエッグ。

調理実習で習ったから大丈夫! と、自信を持って作っていました。

しらすの塩気が効いていて美味しかったです♪

 

やっと冬休み

 

今日は2学期の終業式でした。

今学期、長男は前半はよく給食を食べに行っていたけど、後半は失速。

次男は数回先生に会いに行っただけ。

2人とも、完全不登校になりました。

長く感じた2学期だったな。

 

放課後、長男と一緒に学校へ荷物を取りに行ってきました。

支援級で植えた野菜のプランターもお持ち帰り。

冬休みの間、家でお世話をします。

宿題は絵日記1枚と予定表だけありますが、やるかどうかは本人に任せます。

 

次男にも、荷物を一緒に取りに行かないか聞いてみたら、

「行かない・・・。え? じゃあ、ぼくもう冬休みに入ったようなものだね♪」

と言っていました。

 

うん・・・ずっと冬休み状態だけどね。

でも、次男の気持ちは「やっと冬休み」なんですね。

 

諦めと覚悟

 

先月、先々月と、夫はスケジュールを合わせて児童精神科とスクールカウンセリングに同行してくれました。

その後、子ども達への夫の対応も少し変わったと思います。

1月にまた一緒に行く気はないかと聞いてみたところ、

「行く必要性も感じないし、行く気もない」

とバッサリでした…。

 

eco「じゃあせめて、私が精神科に行ってきた日に、どうだった?とか聞いて欲しいな。聞いてくれたら、一緒に考えて貰えてるなって思えるから」

夫「それは無理。ただでさえ、子ども達に言いたいことが山ほどあるのに、全部抑えてるんだよ。仕事でもいっぱいいっぱい。家でもこんなんで、自分からecoにどうだった?って聞く余裕なんてないよ。自分から話してくれたら話は聞くけど」

 

冷たい人ですね…。

 

今まで、児童精神科やカウンセリングに行っても、学校の先生と面談しても、夫の方から「どうだった?」なんて聞かれたことがありません。

私から話をしても、たいした反応もなし。

子ども達のことに関心がないの?

自分は部外者だと思ってるの?

もちろん、私の気持ちを受け止めてくれるわけもなく…。

自分から話す度に、虚しくなります。

同じことが繰り返されると、話す気が失せてしまいます。

 

夫は今、仕事が忙しく、大変な状況です。

それは私もよくわかっています。

だからこそ、私も出来る限りのサポートをしているつもりだし、休日はなるべくゆっくり過ごしてもらっています。

子どもたちが四六時中家にいるから、休まらないだろうけど。

 

私自身、子ども達のことに精一杯で、夫にまで優しく寄り添う余裕なんて正直ありません。

それでも、夫にとっても居心地の良い家になるように努力はしているつもり。

でも、夫には届いていないみたい。

 

児童精神科の先生からは、私が夫をなんとかしようとし過ぎなくて良いと言われました。

次男と夫の関係を考えると、なんとかすべきなのは明らか。

でも、やっぱり人は、自分で気づかないと変われない。

頭ではわかっていても、そう簡単には変われません。

それを私がなんとかしようと頑張りすぎてしまうと、多分、私自身が疲弊しきってしまいます。

 

もう、諦めよう。

 

子ども達の絶対的な味方でいること。

ありのままの子どもたちを受け入れること。

これは何よりも優先すべきことです。

そして、夫のこともありのままに受け止める。

もう、こういう人なんだと。

覚悟を決めました。

夫に変わってもらおうと考えるのは、止めることにします。