ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

労りの気持ち

こんばんは。

 

雨の土曜日、今日は穏やかに1日が過ぎました。

夫とは、お互い何事もなかったように過ごしています。

 

子どもたちの現状を受け入れられないと言う夫を、私は責める気持ちにはならなくて。

一番解って欲しい人に解ってもらえないのは悲しいけれど、そんな夫もありのまま受け止めようと思います。

 

放課後登校ならず

 

昨日は長男の放課後登校を予定していました。

ところが、出掛ける前にケンカ勃発。

久しぶりでした、この感覚。

五月雨登校していた時は、ケンカして予定通りに行けなくなることがよくあったよね。

長男を連れていくのは諦めて、私ひとりでさくっと行って来ました。

 

支援級の先生方は、こちらがいちいち事情を説明しなくても、大抵のことを察してくれます。

特性のある子どもたちと毎日関わっているだけあって、そういう能力に長けているんだろうな。

長男がいないことに気づくと、

「今日は長男くん来られなかったんだね? いいよいいよ、そういう日もある!」

と、さらっと受け流してくださいました。

 

給食費、止めました

 

先生方とお話した内容は4つ。

 

①発達奨励費の申請のこと

うちの市では、支援級在籍の家庭に対する助成金制度があります。

給食費が半額になったり、学用品の購入についても一部助成金が出ます。

我が家は長男が野外活動に行くために購入したレインスーツと、プールの授業に参加するために購入したラッシュガードを申請しました。

体操服や文房具みたいな必需品ではなくても対象になり、ありがたい制度です。

 

②次男への手紙

今は先生に会いに行くこともできない次男。

先生から手紙をもらうことは「いいよ」と言っていたので、先生が手紙を書いてくださいました。

家に帰って渡したけれど「あとで読む」と言って放置。

1日経った今も、読む気配なし。

本当はイヤだったのかな…。

ここはお口にチャックで見守ろうと思います。

 

③次男の給食費のこと

2学期から完全不登校の次男。

今も登校できる見込みはないので、給食費を止めてもらうことにしました。

 

長男は、今度の月曜日に給食行こうかな~という気持ちになっています。

なぜなら、揚げパンが出るから!

そんな話をしていたので、長男の方は一応止めないでおこうと思います。

 

うちの双子の場合は、登校のモチベーションのひとつが給食でした。

私としても、給食を食べてきてくれれば家でお昼を用意しなくて済むし、栄養もしっかり摂れて助かります。

それでなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、今の次男は休養が第一優先。

給食はひとまず止めることにします。

 

不登校家庭へのアンケート

市の教育委員会から、不登校家庭へのアンケート調査が来ました。

対象となるのは、文科省の定義する不登校にあたる、年間30日以上欠席している児童生徒。

子どもへの設問と保護者への設問に分かれていて、提出は任意です。

もちろん無記名で。

 

調査の主体は2つの大学の連名になっていたので、教育委員会を通して全国の学校に依頼しているのかな。

当事者の声が正しく行政に伝わって、今後の役に立つのなら、積極的に協力したいと思います。

 

子どもたちにも、アンケートに答えることが、今後の不登校支援や多様な教育機会を得るための役に立つかもしれないということを話しました。

そういうことなら…と思ってくれたようです。

 

労りの気持ち

 

帰り際に、先生方が「お母さんが倒れないようにね」と労りの言葉を掛けてくださいました。

 

私の母も、会社の社長も、私が疲れ果ててしまわないようにと、常に気遣ってくれます。

児童精神科の先生も、私の心配をしてくれています。

ブログで優しいコメントを下さる方もいます。

 

自分の努力が報われたと感じることができないと、精神はどんどん疲弊してしまいます。

でも、ちょっとした労りの言葉を掛けてもらうだけで、私も多くの人に支えられているのだと感じられる。

また頑張ろうと前を向くことができます。

 

周りの方に頂いた労りの気持ちは、私を力づけてくれて、私は子どもたちや夫に労りの気持ちを渡すことができます。

ありがたいな。

優しさってこうやって繋がっていくんですね。