ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

長男の今年の目標

こんにちは。

 

昨日は実家の母と電話で1時間半ほど話しました。

1~2週間に1回、何気ない世間話や子どもたちのことを話すのが私の大事なガス抜きです。

が、昨日は3分の1はコロナの話だったな・・・。

どうやら神奈川在住の姉は、身近なところまでコロナが迫っているそう。

知り合いの知り合いとか。

 

うちの県の新規感染者も100名を超えたし、改めて気持ちを引き締めて生活しなければ。

こうなってくると、子どもたちが「学校に行く」と言ったとしても、本当に手放しでは喜べないな。

 

長男の今年の目標

 

長男が「今年の目標、言ってなかったよね」と言い出しました。

年始に毎年聞いていたけれど、今年は敢えて聞いていなかったんです。

 

教えてくれた長男の2021年の目標は

「なるべく色々なことを面倒臭がらずにやる」

 だそうです。

 

今までは面倒臭くてやらなかったの? と突っ込みたくなりましたが、まずは話を聞いてみました。

 

eco「面倒臭いことって、例えば?」

長男「う~ん、宿題とか。朝体温を測るのとか。あとはママに何か聞かれて面倒だと無視してたけど、なるべく話そうと思う」

 

もう、長男の答えが素直すぎて笑ってしまいました。

 

eco「なるほどね~。いいね。面倒なことっていっぱいあるけど、少しでも意識して取り組めたら、長男なら色んなことができそう」

長男「でしょ? でも、なるべくだからね」

 

しっかり釘を刺すのも忘れませんでした。

何でも取り組めるというわけではないということね。

 

生きるって面倒臭いことだらけ

 

長男は宿題や体温を測ることを「面倒臭いこと」と表現しましたが、人間、普通に生活しようと思ったら面倒くさいことだらけです。

きっと、自分が「やりたいこと」以外はみんな面倒臭いこと。

 

今ブログを書いている私は、

掃除機かけなきゃな~、新聞もまとめなきゃ

と思っているけれど、面倒臭くてとりあえず後回しにしてブログを書いています。

晩ごはんのメニューを考えるのも面倒だし、買い物に行くためにメイクをするのだって面倒。(ファンデ塗って、眉を描くだけなのに)

 

ひとは好きなことだけ、やりたいことだけをやって生きていけるわけじゃない。

面倒臭いことだらけです。

 

ひとが面倒臭いと思うことでもやれるのは、その先に楽しみや喜びがあるから。

掃除すれば部屋が快適になる。

美味しいご飯を作れば舌が喜ぶし、家族も喜んでくれる。

メイクはしなきゃいけないわけではないけれど、私は軽くでもしていた方が、外で人目を避けたりせずに堂々としていられます。

 

長男の今年の目標は、一見突っ込みどころ満載かもしれません。

具体性もないし、5年生の子が学校でこれを書いたら「ん?」となると思います。

でも、私は、これが少しでも前に進もうという長男の意思なのだろうと受け止めました。

面倒なことの先にある楽しみや喜びを見て欲しいです。

少しずつ、面倒なこともやっていけたらいいね。

 

ちなみに次男は目標が思いつかないそうです。

自分の気持ちときちんと向き合えていない次男には、まだ休息が必要な気がしました。

 

さて、ブログも書き終えたことだし、面倒だけど掃除機をかけるとします。