ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次男の相手は疲れる

こんにちは。

 

今、私の地元では河津桜が満開だそうです。

数少ない地元の友人にLINEを送ったら、「今から散歩に行ってくるよ~」と返信が来て、10分後には河津桜の写真を送ってくれました。

なんて素敵なフットワーク。

河津桜、色鮮やかでとてもキレイです。


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次男の相手は疲れる

 

毎日、一日に何度も次男から「ママ来て」「ママと話したい」と言われます。

気持ちが不安定な時、やりたいことが見つからない時、頼みごとがある時、何か言いづらいことがある時・・・。

 

その度に私は家事や仕事の手を止めなければいけません。

忙しくて対応できない時には「5分待って」と言えば待ってくれるけど、自分のベッドで話をしたい次男は「来てね!」と言って2階に行ってしまいます。

なんで私がわざわざ出向かなきゃいけないの・・・と、ちょっとイラッ。

 

仕事の手を止めるということは、思考を止めることと同義です。

内容によっては思考を止めずにやりたい仕事もある。

在宅で仕事をしているのに、自分のペースでできないのはすごくストレスです。

おまけに、そういう時はたいてい楽しい話でもないので、延々聞かされるのがイヤになってきてしまいます。

 

先週、仕事の手を止めたくなくて

「仕事中だから無理だよ。何度も言われると困る」

とうんざり気味に言ってしまいました。

 

次男はベッドで号泣して、自分の手首を強く噛んでいました。

ママの邪魔をしたいわけじゃない。

迷惑しか掛けていない自分には価値がない。

ごめんね。

と言って泣いていました。

 

最近は元気に過ごせる時間も増えてきてはいるものの、まだまだ不安定な次男。

彼を包み込むように受け止めてあげるには、私にも余裕が必要なのだと思います。

その余裕が、なかなか持てません。 

私も泣きたくなってきます・・・。

笑顔の絶えない母親でいるのは大変です。 

 

【書籍】かがみの孤城(文庫版)

 

辻村深月さん『かがみの孤城』の文庫版がようやく発売されるようで、楽天で予約しました。

 

かがみの孤城』は2018年に本屋大賞を受賞した作品です。

メインの登場人物が不登校の中学生ということで、不登校界隈でも話題になりました。

でも私にとっては、不登校とはあまり関係なく感銘を受けた作品。

ファンタジーとリアリティのバランスが絶妙で、ぐいぐい引き込まれるのも魅力です。

 

私が読む本の8割くらいは図書館本です。

かがみの孤城』も図書館で予約して1年以上待って読みました。

何度も読みたいと思った本は購入することにしているので、文庫化を待っていました。

 

私にとって、本はその世界に没頭するために読むもの。

読書は楽しむもの。

落ち込んだ時、自分の不甲斐なさに打ちひしがれた時、本が好きで良かったなぁと思うんです。

本は私に寄り添ってくれるもののひとつです。