ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

来年度の支援級クラス編成 双子で一緒? 別々? 

こんにちは。

 

双子は後期の成績をつけるために出された課題、ぼちぼち取り組んでいます。

本当にぼちぼち・・・。

それとは別に、しばらく放置されていたタブレット学習も少しずつやり出しています。

それは後回しで良いのでは? と思うけれど、お口にチャックですね。

 

昨日、次男は理科の『人の誕生』の単元を勉強していました。

当たり前ですが、説明に出てくるのは単胎児の図。

「双子はどうなってるの?」と聞かれたので、図に書いて教えてあげました。

「次男は逆子だったから、長男と顔を蹴り合ってたかもねぇ」

「栄養も半分こなんだけど、次男はへその緒が細かったから、長男にいっぱい栄養を持って行かれちゃって小さめだったんだよ」

なんて話しながら。

 

勉強の後、タブレットトーク

「ぼくを生んでくれてありがとう!」

というメッセージが送られてきました。

良い勉強ができた気がします♪

 

一緒がいい? 別々がいい?

 

年度末が近づき、学校の先生方は新年度のクラス編成検討でお忙しいようです。

先日、支援級の担任の先生から

「長男くんと次男くん、クラスが一緒なのと別々だったら、どっちがいいかな? それとなく聞いてみてもらえる?」

「精神科の先生のご意見も聞きたいです」

と言われました。

 

5年生から支援級に在籍している双子は、現在クラスが分かれています。

分かれていると言っても2クラス合わせて13名しかいないし、合同でやる授業もある。

給食の準備や休み時間も、クラス関係なく一緒に活動しています。

学校生活の半分くらいは、なんだかんだと一緒に活動することになるのではないかしら。

 

先生からの質問に、長男は「次男と一緒のクラスがいい」とにんまり。

次男と一緒なら安心できる長男は、予想を裏切ることなく即答でした。

 

一方、次男は「長男と一緒なのはイヤ」

・・・ですよね。

 次男は学校でまで長男に干渉されたくないのだと思います。

勉強面で長男に対するコンプレックスもある次男にとって、長男と同じクラスではやりにくいのでしょうね。

 

(学校へ行くと仮定して)私と夫も、双子が同じクラスになったら、長男が次男に過干渉になることが容易に想像できます。

家でも学校でも一緒にいると、家で次男の当たりが強くなることも。

長男は長男だけ、次男は次男だけの居場所を作った方が、多少の不安はあっても精神的な自立に繋がると考えています。

 

児童精神科の先生もこれは同意見。

「自分はこうしたい」という意思決定をできるようにするためにも、クラスは別々の方がいいと以前から言われています。

 

情緒支援級のクラス替え事情

 

今、先生方はクラス編成の色々なパターンを考えていらっしゃるようです。

情緒支援級には年齢の違う子が在籍し、特性も様々。

特性上の相性も考慮する必要があります。

次男のように超敏感なタイプの子と、ADHD傾向が強く落ち着かないタイプの子はなるべく分ける等。

 

学習をスムーズに進めるためには、同じ学年の子を一クラスにまとめたいと考えている学校。

学年がバラバラなクラスで授業を進めるのは大変ですからね・・・。

高学年と低学年で分ける、1年生と6年生などのペア学年でまとめる、などの案が挙がっているそうです。

 

学年でまとめるとなると、ネックとなるのがうちの双子。

学習面に関して言えば、次男は4年生からやり直してもいいくらいの遅れがあります。

仮に長男と一緒のクラスにしたところで、算数や国語で長男と同じスタートラインに立つことはできないと思います。

(個別対応はしてくれますが、次男の自己肯定感がさらに下がる予感)

そう考えると、双子を同じクラスにしてメリットがあるのって、長男くらいかも・・・。

 

当然、我が家の都合だけでクラスが決まるわけではありません。

それでも、それぞれの意見をありのまま伝えてこようと思います。

ずっと先まで見通して、あらゆる事態を想定して、検討を重ねていらっしゃる先生方、頭が下がります。

来年度の我が家はどうなるのかな~・・・。