ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次への期待を口にしない

こんにちは。

 

最近、毎朝4時半くらいに長男が起きて、私の寝室に来ます。

ベッドの隅に横になってまた眠ることもあるし、眠れない時は私のスマホでお気に入りのうさぎブログを読んでいます。

 

私はその時間に起こされると、もう眠れないことが多い。

あと30分寝たいのに!

連日のことなので寝不足気味。

でも、一時期のようにストレスで睡眠の質が落ちている感じではないので、寝覚めはいいです。

 

朝からハンバーグ作り

 

朝の7時に「何か作りたいなぁ。ハンバーグ作ってみたい!」と言い出した次男。

最近調子が良い次男は、思いつくままにやってみたいことを口にします。

 

ベビーカステラ作りたい(作りました)

粘土でフィギュアを作ってみたい(とりあえず粘土はやりました)

LINEスタンプを作りたい(現在制作中)

ロボットとか作ってみたい(・・・何から手をつければいいのやら)

やりたいと思うことがあるって素晴らしい。

元気がなかった時には、何を提案してみてもやる気が起きなかったのに。

時間はたっぷりあるのだから、やってみたいと思うことがあるのならやってみればいい。

 

ただ、物事には段階があって、大きなことに取り組むには準備も勉強も必要です。

まずは小さく、簡単なところから取り組まないと、なかなか上手くいかない。

ところが次男は最初から目指すものが大きすぎて、まずは簡単なところからというのが不満だから困ります。

どうもコツコツ地道に・・・というのが苦手みたい。

 

で、今日はハンバーグ。

ちょうど家に食材があって良かった~。

以前にも手伝ってもらったことはあったど、今回はちゃんとメモ帳に作り方を書きとめていました。

 

ハンバーグなら午後に作ろうと提案したのですが、

「今やる気があるのに・・・午後はやる気がなくなっちゃうかもしれない」

と言われ、朝の7時半からハンバーグのタネを作りました。

晩ごはん前に再びやる気を出して焼いてくれるかしら。

 

次への期待を口にしない

 

 

昨年度の後半はほぼ完全不登校だった双子。

今年度に入ってから、自分なりの学校との距離感を模索しています。

 

次男は最近、週に1~2回の登校がいい感じ。

放課後だったり、授業の合間に行ったりの気まぐれ登校です。

プリントも少しずつ取り組んでいます。

長男は体調が思わしくないことが続いて登校こそしませんが、家でプリントをやったり、自分で描いた絵を先生に見せたいと話しています。

  

そんな双子に対して私が気をつけていること。

それは、次への期待を口にしないことです。

 

来週は〇〇の時間に行ってみる?

プリント増やしてもらおうか

今度行くとき、図工の課題持って行こう

 

親としては、スローステップだろうがなんだろうが、子どもにステップアップして欲しいという気持ちがあります。

頑張ったことを、次に繋げて欲しくなります。

 

期待されると、期待に応えようと頑張れる子もいます。

でも、期待されると、今できている精一杯のことを認めて貰えていないように感じる子もいます。

さらに頑張れと鞭を打たれているかのように、プレッシャーに感じてしまう。

うちの双子は後者です。

だから、ただ、今できていることを認める。

次に繋がらなくてもいいんです。(きっと大きく見れば繋がっているはず)

 

今日、本当は2人とも放課後登校するつもりでいました。

でも、結局行くのを止めました。

 

eco「わかったよ~。雨、ひどいしね」

 

今日行かなかった分、来週行こうとは言いません。

私の反応に、双子は安心顔。

以前は、予定通りにいかないと罪悪感でいっぱいの表情で、次こそ頑張らなきゃとプレッシャーを感じていたと思います。

ようやく、自分のペースでいこうと思えるようになってきたのかもしれません。