ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

母親が自分の時間を楽しむといいと言うけれど

こんばんは。

 

梅雨が明けたら一気に暑さが厳しさを増しましたね。

夜になっても風もなく、ジメジメとした重い空気。

寝るときもエアコン必須になりました。

 

ようやく出来ました♪

 

4月から作り始めたミニチュアハウス、昨晩ようやく完成しました。

製作期間、3ヵ月。

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小さなパーツをひとつひとつ作っていく作業は、それだけで達成感、満足感を得られる。

細かい作業に没頭できるのもいい。

私にとっては、すごーく楽しい時間でした!

 

これ、写真だと大きさが伝わりにくいかもしれないけど、テーブルに乗ったコーヒーカップの直径が約6mm。

棒付きキャンディに使われているような紙の棒を切って、分解したもので作っています。

こういうの、考える人ってすごいですね。

 

ミニチュアハウスを作ったのは今回が2度目。

ワイヤーの扱いはまだちょっと苦手だし、説明書通りに出来ない!という事態も2回ほどあったかな…。

電気工事(電線を繋ぐだけ)も苦戦しました。

でも、正解はあっても絶対ではないので、そこは臨機応変に。

 

とにかく作っている時間を楽しみたかった。

そして出来た時に、満足! と思える出来にしたかったので、時間をかけて丁寧に丁寧に。

ミニチュアハウスを作る時間は子どもたちも尊重してくれて、なんとなく見守られている気分でした。

 

母親が自分の時間を楽しむといいと言うけれど

 

子どもが不登校かどうかに関わらず、母親が自分の時間を持つことは大事だと言われます。

児童精神科の先生によると、不登校の子を持つ親は、自分の時間を楽しむことがより一層大切だそうです。

学校に行けない子に引きずられて精神が不安定になりがちだったり、抑鬱状態になっても仕方のない状況だからこそ、自分の好きなことをして精神を保つ必要がある。

親もエネルギーを貯める時間が必要なんです。

子どもに好きなことをさせるのが良いのと同じですね。

 

でも、子どもが不登校になった時に「お母さんも自分の時間を楽しんで」と言われても、実際は簡単にできることじゃないと思います。

だって途方に暮れるし、落ち込むし、不安になるし、それどころではなくなるんですよね。

私は不登校を受け入れるのと同じくらい、自分の時間を楽しもうと思えるようになるまでに時間がかかりました。

物理的には時間があっても、楽しめることさえする気になれなかった。

 

でも、今は心から楽しいです。

充実できる時間があると、精神的にだいぶ落ち着いていられる気がします。

 

昨年、初めてミニチュアハウスを完成させた後、結構ロスになったんです。

ミニチュアロス。喪失感。

あ~、楽しい時間が終わっちゃった…って。

明日から何を楽しみにしよう? と思うほどでした。

 

夫にその話をしたら、「また次のを作れば? それでecoが楽しめるなら安いものでしょ」ですって。

こういうところはすぐに理解を示してくれる夫。

せっかくなので、早くも3つ目のミニチュアハウスの製作準備中です。

 

母親が自分の時間を楽しもうと思うと、子どもや夫の理解、物理的な時間、お金、そしてやっぱり気力がないと、なかなか楽しむことはできません。

私は恵まれていますね。