ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

いつのまにか卒業? 双子コーデ

こんにちは。

 

今日は双子のマイナンバーカードを受け取りに役所へ行ってきました。

原則的に本人が受け取りに行かなければならないため、夏休みに入って混雑しないうちに。

 

なかなか子どもが市役所とかに行く機会はないので、マイナンバーカードについて説明したり、役所って何をするところ? みたいな話をする良い機会になりました。

それほど興味はなさそうだったけど。

私は仕事で役所に行く機会もあるので、そういう実地的な話の方が面白かったみたいです。

 

朝、服を着替えるという当たり前の行為

 

学校に行っていない双子は、出かける用事がなければ家の中でずっとパジャマ?部屋着姿です。

でも、今朝は出掛けるために久々に朝から着替えました。

 

次男は好きな服ばかり着たがるので、お気に入りのTシャツはもう生地がくたくた。

しかもお気に入りは昨晩洗濯したばかり。

渋々別のTシャツを選びました。

別のTシャツでも、着てしまえば気にならないんです。

なのに、可能な限りお気に入りのTシャツを着ようとする次男・・・。

いつかはサイズアウトするし、色も褪せてきたし、そろそろ別の(複数の)お気に入りを見つけて欲しいものです。

 

長男が選んだコーディネートは全身みどり。

エメラルドグリーンのTシャツに、少し濃いみどりの短パン、足元のクロックスももちろんみどり。

みどりのワントーンコーデ?

難易度が高すぎる・・・。

 

朝から服を選んで着替えるというみんなが当たり前にやっている行為が、我が家ではすごく久々で新鮮でした。

それにしても、2人ともこだわりが強くてため息が出ます。

物申したいことは沢山あったけど、私が言っても良い結果にはならないので口出しはしませんでした。

でも、着替えひとつをとっても、社会性って必要なんだな・・・。

 

いつのまにか卒業? 双子コーデ

 

ちょうど1年くらい前の双子は、毎日お揃い(たいてい色違い)の服を着ていました。

長男が次男とお揃いを着たがったから。

 

長男が朝起きて一番にすることは次男の服装を確かめることでした。

自分が先に起きて着替えている時は、さも親切そうに次男に服を用意してあげていました。

それでも次男が別の服に着替えると、自分が着ている服をわざわざ脱いで次男に合わせて着替えていました。

 

ところが、秋から冬の長袖を着る時期になったら、お揃いではなくなりました。

次男は冬でも半袖派。

長男は寒がりで暖かい服を着たいので、お揃いにできなくなったんです。

「冬はお揃いにできないね」なんて笑い話にしつつ、夏になったらまたお揃いを着るのかな?と思っていたんです。

 

でも、どうやら双子コーデは卒業したみたい。

 

半袖を着る季節になっても、長男が次男の服装をチェックすることはなくなりました。

次男が同じTシャツばかり着ているせいもあると思うけど。

 

双子コーデ、長男がこだわればこだわるほど、次男は嫌がっていました。

特に外では、長男とセットで見られることがイヤなのだと思う。

自分は自分。

自分らしくいたいのでしょうね。

だから卒業出来て良かったかも。

 

子どもたちが小さかった頃は、私も楽しんでお揃いの服を着させていました。

小さな子がお揃いの服を着てると、なんであんなに可愛く見えるんでしょうね(親バカですみません)

双子の親あるあるかしら。

 

それが後の人格形成にどう影響するかなんて、これっぽっちも考えていなかった。

ひとりは11歳までお揃いにこだわる子に育ち、ひとりはお揃いだと自分らしさを損なわれると感じる子に育ちました。

 

親がこうやって無意識に、深く考えずに、子どもの人格に影響を与えていることって沢山あると思います。

それに気づくのはずっと後になってから。

気づかないままになってしまうことも多いのかも。

子育てって本当に難しいですね。