ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

また少し不安が強くなってきたかも

こんばんは。

 

今夜の晩ごはんは長男のリクエストでたこ焼きでした。

日頃から次男の要望ばかりが通るのがずるい! と、不満をぶつけられたので。

 

家族みんなに「今晩何がいい?」と聞いた時に、いつも答えてくれるのは意思がはっきりしている次男です。

長男から意見が出たことはなく、いつもスルー。

だから必然的に次男の要望を採用していたのですが、不満だったみたい。

意思表示してくれて良かったです。

 

以前はたこ焼きを焼くのが面倒だったけど、今は双子が上手に焼いてくれるので楽になりました。

長男も美味しいたこ焼きが食べられたのと、自分の要望を聞いてもらえたことで満足そう(^^)

 

ニュース映像の影響

 

オリンピックが終わり、テレビのニュースをつけるとコロナや自然災害の話題のオンパレード。

長男の不安が、また少し強くなっています。

 

感染爆発が怖い。

自然災害が怖い。

 

何もしていないと恐怖が湧き上がってくるそうです。

息苦しさ、吐き気、頭痛などを訴えて、以前のようにまた私にベッタリになりつつある。

 

ふとつけたテレビで、川が氾濫した映像や外国の山火事の映像を見たら、怖く感じるのも無理ないかも。

現代の情報はリアルで、よりインパクトのある映像が簡単に拡散される。

それも、ほぼリアルタイムで。

 

私も昔、阪神大震災で捻じれた高速道路や、ワールドトレードセンターに航空機が突っ込んでいった映像を見た時、衝撃的で眠れなくなりました。

怖くて忘れられなかった。

東日本大震災津波や、先月の熱海の土砂災害の映像も。

大人になった今でも怖いと思うのだから、子どもにとっては想像以上にショッキングなものなのだと思います。

 

前に体調を崩した時ほどの不調ではありません。

食欲もあるし、睡眠もちゃんととれています。

長男自身もどう対処すれば良いかだいぶ理解しているので、不安を口に出したり、気分を変える努力をしています。

これ以上不安が強くならないように、気をつけて様子を見ようと思います。

 

ぬいぐるみは家族

 

先日、何気なく見ていたニュースで、熱海の土砂災害の被災者の男性がインタビューを受けていました。

大事なものを取りにご自宅に一時帰宅されたとのこと。

手に持っていたのは、ビニール袋に入れられたぬいぐるみ。

姿形がわからないほどに泥にまみれていました。

男性は「通帳やお金よりも大事だから取りに来ました」と語られていました。

 

このニュースを見た後、次男は自分のベッドにうずくまって静かに泣いていました。

 

うちの双子にとって、ぬいぐるみは家族に匹敵するほど大事なものです。

ちゃんと魂があって、自分を理解してくれる相棒。

お守りのような存在でもあります。

 

自分がもし被災したら・・・と、インタビューの男性と自分を重ね合わせたのかもしれません。

大切なぬいぐるみたちが、泥まみれになってしまうことを想像したのかもしれません。

 

インタビューの男性も、ぬいぐるみが大事なんだね。

今は泥まみれだけど、きっとキレイに洗ってあげて、またふわふわになるよ。

被災して辛い思いをしていると思うけど、ぬいぐるみと一緒なら、少し安心して眠れるかもしれないね。

 

そう話したら、少し安心したようです。

少しの情報から、色々なことを想像して感情を膨らませてしまう次男。

それがプラスに働くこともあれば、マイナスに働くこともあります。

次男も、ちょっとまた不安が強くなってきているかもしれません。